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大学選手権決勝 2018 明治vs.天理

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いやぁ、決勝に相応しいナイスゲームでした。
明治が22年ぶりの優勝となりましたが、両チームの差はほとんど無し。
どちらも良く攻め、良く守りました。

開始3分に、天理が明治ゴール前のラインアウトからサインプレーを見事に決めてトライ!
試合の入り方としては、明治らしいというか自分たちのミスで先制を許したのですが、ここで慌てること無く直ぐにチャンスをものにしたのが大きかった。
このトライも、次のトライも天理のディフェンスの分析がきちんと出来ていたのでしょう。
順目に攻めると見せかけてパスを飛ばしたり、クロスにスィッチしたりと天理のディフェンスの弱いところを見事に突いて行きました。

それにしても、今年の明治のディフェンスは素晴らしい。
天理の留学生をキッチリと止めて、仕事をさせなかった。
帝京戦でみせたパワーをしっかりと封じ込めることが出来ていました。

前半最後の天理が同点に追いつく場面でも、ゴール前のディフェンスを粘ってトライをさせなかった。
あそこで天理がトライを奪っていれば、後半の展開も変わったでしょう。

後半は、しばらく明治ペースで試合が進みました。
前半にかなり推されたスクラムも後半は修正してきたし、ラインアウトは相手ボールも半分近く奪って圧力をかけていた。ここで点差を広げたので、最後に逃げ切れた。

最後の15分間の天理の攻めも凄かった!
安全圏に入ったと思えた明治も、終わってみれば1トライ差に…。
最後の3分、ボールを確保して逃げ切ろうとした明治のボールを奪って天理が怒濤の攻めを見せた時には試合の行方がまったく分からなくなりました。
それでも、反則をすること無く守り切った明治が22年ぶりの優勝。
最後に優勝したのは、現在の4年生が生まれた年だったのですね。

田中新監督の下で、明治が見事なチームを作り上げてきた。
天理も、あと一歩まで追い詰めたのですから素晴らしいチームでした。
両チームに「おめでとう」と言いたいですね。


by dairoku126 | 2019-01-12 16:49 | ラグビー | Comments(0)


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