『生きるぼくら』原田マハ

e0171821_17225045.jpg『ラブコメ』の稿を書いた時にも書いておきましたが、ついつい読み返してしまいました。
やはり、前に読んだ時とは味わい方が違うから不思議。
コメの自然農法というものを知識として叩き込んだからなのでしょうね。

前に読んだ時には、引きこもりの青年がコメを作ることによって立ち直るというストーリーだけを追っていたような気もするけど、再読してみると「日本人と自然」とか「日本人とコメ」という民族のアイデンティティのようなものが、さりげなく書き込まれていることが良く分かる。

軽いけど、深い内容です。
これも自分が土と対話した経験がもたらしたものなんでしょう。
内容としては、こちらAMAZONの紹介に書いてある通り。

キーポイントになる場所が、奥蓼科の東山魁夷が描いた御射鹿池というのも原田マハならではの選び方。

コメを通して、現代の日本の社会や農業や家族の抱える問題を描いて行くあたりは原田マハっぽいのですが、これが日本農業新聞で連載されていた時には実際に農業に従事されていた人はどう読んだのでしょうか?
ちょっと、知りたい気もします。

[PR]
by dairoku126 | 2018-06-09 17:39 | | Comments(0)


<< Japan vs. Italy... レースの準備は、着々と…。 >>