今日は、気持ちよく晴れました。朝の光が美しい。
この風景の夜景を撮ろうと思っていたけど、元町のバルで飲んでホテルに帰ったら、すっかり忘れてました。
ズームしてみると、窓ガラスに紅葉が映り込んでいる。
いよいよ折り返して東に向かいます。
吹田のSAに入ったら、レストランは大阪王将。
そして、お約束のようにTigersショップもちゃんとありました。
名神高速道路から京滋バイパスに乗り換えて、新東名の信楽へ。
若冲の作品を沢山持っているので有名なMIHO MUSEUM。残念ながら、今は展示されていませんでしたが、”乾山”のコレクションが展示されているので寄ることに…。この美術館は、建築そのものがアートされているので一度は行きたかった場所。中国系の設計者I.M.ペイ氏が考案した継ぎ手を使った庇や橋の美しさは素晴らしいもの。ホームページの”Architechture"のページを是非、見てみてください。美術館は入り口から離れた場所にあります。自然の中を歩いて、または電気自動車で行くとトンネルがあり、橋があり…美術館の建物に到着します。パノラマで撮影したものですが、自然と一体化した構造の美しさは素晴らしかった。ということで、乾山の作品を見て回ります。60に及ぶ美術館のコレクションは圧倒的。実際に器に盛りつけた写真集を買いましたが、その写真集そのものが世界グルマン大賞の写真部門で最高賞に選ばれたとか。こんな器に盛りつけた食事をしてみたいものです。まぁ、かなわぬ夢ですが…。この人の設計は、直線的なのに奥行きを作り出す技が、見ていて気持ちいい。
美術館に居ること自体が、快感を感じさせてくれる建物になっている。
ミュージアムショップも、欲しいものが沢山ありました。
時間が余ったので、45年前に行ったことのある犬山の明治村へ。
その当時、名古屋に居た友達夫婦と行ったきり。建物も帝国ホテルと幾つかの建物があっただけだったよな。最近のドラマや映画で使われているのは知っていたので、どんな風になったのか見てみたい気もあります。
帝国ホテルは相変わらずドンとした構え。当時と違うのは中に喫茶室が出来ていてお茶を飲めるようになっていること。使用されていた家具類も復刻されていました。
巡回バスに乗ってザッと見て回りましたが、明治時代初期の監獄が印象に残りました。外壁の代わりに頑丈な格子があるだけ。まさにオープンエアな雑居房。虫かごですね。冬は寒くて、夏は暑かったことでしょう。江戸時代の牢獄そのもの。この後に建てられたものは、さすがに外壁はありましたが…。犬山を後にして、今夜は名古屋に最後の宿泊。名古屋支社時代にオープン・キャンペーンでコンセプトから広告まで創らせてもらったホテルに泊まります。