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紅葉を求めて…津波の標識

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昨日からリアス海岸に沿って45号線を上がって行くと、過去の津波が否応なしに目に入ってきます。これは、昭和8年の三陸大津波の標識。
海岸から離れていたり、坂の途中に見られます。
「ここから」と書かれているときは、ここから下は津波が押し寄せたということ。
いかに高いところまで津波が到達したか…という目印。
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こちらは、3.11の大震災も含めて津波浸水地域になった…という標識。
ほとんどが、三陸大津波の標識よりも上にあります。
また、湾のカタチや方向により、高さが随分と違うことも…。
震源の場所によって、津波の方向が左右されていることが良く分かります。
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こちらは反対に「ここまで」来れば浸水はしなかった…という標識。
こちらも海岸に近い場所についていたり、海面より遙かに高い場所についていたりと一概に高さ○○mまで上がれば大丈夫ということはいえないようです。
そして、この標識に続いて現れるのが古い神社。
3.11の時にも言われましたが、古い神社に逃げた人は助かったようです。
先人の苦難の歴史と智恵なんでしょうね。

途中、急ピッチで進められている三陸道の工事は、この標識をすべてクリアする高さに設けられているようです。いわばライフラインを確保するための道路。
山を削ったり、高い陸橋を造ったりしていました。
さまざまな思いを抱きながらのドライブでした。
by dairoku126 | 2015-10-20 16:58 | | Comments(0)


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