人気ブログランキング | 話題のタグを見る

90回目の早明戦。

90回目の早明戦。_e0171821_15372637.jpg
国立競技場の取り壊しで、42年ぶりに秩父宮で開催される早明定期戦。
大学選手権などを含めると90回目の対戦だとのこと。

前半開始早々から明治が固いディフェンスから"タテ"突破を図り早稲田陣に攻め込んでPGを決め、その直後にもCTBが素晴らしいタテ突破から相手ディフェンスをチョン蹴りでかわし、そのまま押さえ込んでトライ!
それに反して、早稲田は久しぶりに復帰した日本代表・藤田君が無理な突破を図ろうとしてボールを奪われたり、全体にぎこちないプレーが多くて「今年の早明戦は、いつもと違うな」という印象でしたが…。とにかく攻守に明治が圧倒して、早稲田が必死に耐えるという時間帯。
たまに早稲田がボールを持って攻めても、明治が「らしからぬ」好守で阻むという展開。

ところが、早稲田がPGで3点を返した直後のキックオフで明治の田村君がミス。
ここら辺から徐々に流れが変わっていきました。
1年生スタンドオフ・横山君の起用で12番のインサイド・センターに入った小倉君が角度をつけて、相手ディフェンスのギャップを切り裂き始めると、ここからは「いつもの」早明戦の展開になってきました。
ぎこちなかった動きも解消されて、ブレークダウンでの集散も早稲田の方が人数が多い!
また、劣勢とされていたFW戦でも明治の重圧に良く耐えて、互角に渡り合えたのが大きかったですね。となると、大きな展開力を誇る早稲田の攻撃に明治の守備が追いついて行かない。
前半の後半に早稲田に逆転され、8点差をつけられてしまいました。
90回目の早明戦。_e0171821_15373370.jpg
後半も立ち上がりに明治が攻め込んだものの、得点できなかったのが最後まで響きました。
あそこで差を縮めておけば、もう少し展開が変わっただろうに…。真綿で首を絞めるように、早稲田の得点が積み重なって、後半の前半で勝負が見えて来てしまった。
負けた明治は大学選手権でいちばんシンドイ組に入ることになってしまいました。

さて、大学選手権で帝京に立ち向かうチームはどこになるんでしょうね?
by dairoku126 | 2014-12-08 16:04 | ラグビー | Comments(0)


<< 今日は、父の命日です。 今日は、寒かった! >>