なんか、毎日のように追悼文を書いているようですが、今度の
訃報は作詞家の
ジェリー・ゴフィン氏。
最初の妻、キャロル・キングとのコンビで数々のヒット曲を世に送り出してくれました。
1959年に結婚したというからゴフィン20歳、キング18歳の時の結婚だったんですね。キングは、ABCパラマウント・レコードから歌手デビューしたものの、ヒットが出ずに歌手としてのキャリアは頓挫、作曲に専念していたようです。
最初のヒット曲「Will You Love Me Tomorrow」は、シュレルズ (The Shirelles) が吹き込み、1961年1月にBillboard Hot 100の首位に…。
映画「BIG WEDNESDAY」の中でウィリアム・カット演じるジャックの家でのパーティ・シーンで流れていたのは、このシュレルズのヴァージョン。
それ以外にも、
このリストを見れば分かるように、リトル・エヴァの「ロコモーション」を始め、ジーン・ピットニー、ダスティ・スプリングフィールド、ザ・モンキーズ、スティーブ・ローレンス、ボビー・ヴィー、アレサ・フランクリンなど60年代を風靡した歌手達に曲を提供し続けて行きました。68年にキングと離婚。
他の作曲家とのコンビでも、ロッド・スチュワートやダイアナ・ロス、ナタリー・コールなどに曲を書いていましたから、まさに"ヒット・メーカー"の作詞家でした。
今日は、このCDを聴いて追悼することにします。
合掌!