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ラグビー日本選手権:2回戦

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先週に学生チームを蹴散らして2回戦に上がってきた東芝、神戸製鋼、トヨタ、ヤマハの4チームが対戦。どちらの試合も、最後まで勝敗の行方が分からない好ゲームとなりました。

<第1試合>東芝24-トヨタ21
トヨタがペースを掴んで前半は12-9で折り返し。東芝は、先発メンバーからFWのベイツやSOのヒルなどを外し、後半に勝負をかけるという戦略のようでした。それが奏功して同点に追いついた後、相手ゴール前でのFWのラッシュから相手のプレッシャーのかからない位置にポジションを取っていたヒルにパス。ヒルがドロップゴールを決めて突き放しました。
無理に力押しで行って、反則を取られたりするよりも、確実に3点を取る方法を選んだのはヒルのキック力とSOとしての判断力があったればこそ。日本のラグビーでは、トライ至上主義が強いのでドロップゴールという選択肢を持っているSOは少ないのですが、トップリーグになってラグビーの質も変わりつつあるような。

<第2試合>神戸製鋼28-ヤマハ26
こちらの試合も、ヤマハが終始ペースを掴んでいたのですが、神戸製鋼の試合巧者ぶりというか、点が取れそうな時の集中力にものを言わせたという試合でした。

こちらの試合は、ハーフタイムから天皇・皇后両陛下が観戦するという日本協会主催ゲームでは初の「天覧試合」。無神経な発言で世間を騒がせた森元総理がラグビー協会会長として、隣で解説をしていたとのことですが、ちゃんとできたか心配になりますよね。もっとも天皇陛下からの質問は「ヤマハの五郎丸というのは苗字ですか?」なんてことだったりしたようですから、まぁ大丈夫でしょう。

それにしても、神戸製鋼の南アフリカ勢は凄い!
208cmのロック・ベッカーにしても、CTBのフーリーにしても大事なところでは、ちゃんと顔をだしてチャンスをお膳立てしている。
そこら辺の嗅覚というのは、日本人選手達にも身につけて欲しいもんですが…。
by dairoku126 | 2014-02-24 15:58 | ラグビー | Comments(0)


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