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山崎豊子、克美しげる、ジュリアーノ・ジェンマ

9月末から10月初頭にかけて、相次いで訃報欄に名前が載りました。
それぞれの世界で、個性的な活躍をされた方達ばかり。

山崎豊子は、僕が小学校の頃にNHKでドラマ化された「暖簾」でデビューし、その後「白い巨塔」などで社会派の作家としてあまりにも有名。NHKのドラマで、たしか若き日の長門裕之が主演していたような? 細かい筋なんてのは忘れましたが、大好きだった小倉屋の「えびすめ」が主人公の創意工夫で生まれたシーンなんてのは覚えてます。食いしん坊だったのですね。
大阪の毎日新聞で、配属先の上司が井上靖だったと言うことは、今回の訃報で知りました。
さぞや、鍛えられたんだろうな。

克美しげるという名前もある世代から上の人ならピンと来る名前でしょう。
それも、洋楽カバーのポップス歌手として…。
「ジョニ〜、リメンバー・ミー♪」というフレーズが印象的だった「霧の中のジョニー」がデビュー作。そのせいか、「霧」とか「ジョニー」という邦題タイトルの曲が多かった。1963年、テレビアニメ『エイトマン』の同名主題歌で覚えている方も多いのでは…。翌年、歌謡曲路線に転じた『さすらい』が60万枚のヒットで、流行歌手として活躍しました。新聞に訃報が載ったのは、昨日ですが亡くなられたのは2月だったとのこと。

ジュリアーノ・ジェンマは、マカロニ・ウェスタンを代表する映画俳優。1965年、『夕陽の用心棒』に主演し、これが世界的にヒット。
その後も『荒野の1ドル銀貨』、『南から来た用心棒』、『星空の用心棒』、『怒りの荒野』といったマカロニ・ウェスタンに立て続けに主演し、世界の大スターへ。
スズキから「ジェンマ」という名前のスクーターが出たほどです。
Wikiを見たら「ベンハー」にも出ていたんですね。チョイ役でしょけど…。
他にも、ルキノ・ヴィスコンティ監督の『山猫』などにも出演。
病没では無く、自動車を運転していて正面衝突だったとのこと。75歳でした。

合掌!
by dairoku126 | 2013-10-03 20:03 | 文化 | Comments(0)


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