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筑波vs帝京、早明戦

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2日間、続けてTVで観戦しましたが、2試合とも実に見応えのある試合でした。

<筑波vs帝京>
こちらは、筑波が堂々と帝京相手にFW勝負を挑んで、互角に渡り合いましたね。
特に、ディフェンスが素晴らしかった。
どちらも、攻撃だけでなくディフェンスも整備されたチームなのですが、カラダの大きい帝京の選手に対して2人でタックルに入り、当たり負けしないように低い姿勢でタックルして確実に止めていたのが最後まで効きました。劣勢と思われたスクラムも良く耐えていたのが、帝京のリズムを微妙に狂わせて行ったのでしょう。バックスに回しても、ディフェンスのプレッシャーが強いので、帝京らしからぬミスが多かったように見えました。
特に、後半自陣ゴール前での帝京ボールのスクラムを耐えて、トライを与えなかったのが素晴らしい。これで帝京は焦ったのか、その後のチャンスでもミスを重ねて逃げ切られました。
これで、筑波は対抗戦グループでは初の国立大学としての同率優勝。
トータルの得失点差で、筑波が勝っているので大学選手権には1位として出場出来ます。

<早明戦>
今回が対抗戦、大学選手権など通算100回目の記念すべき早明戦。
明治には、帝京が筑波に敗れたので、勝てば6勝1敗の同率優勝のチャンスが出てきました。
試合開始から、スロースターターの明治としては珍しくテンポ良く攻めてトライ!
この最初のトライは、バックスのループプレイでディフェンスをズラしてという早稲田のようなライン攻撃。昔の明治のイメージからは考えられない戦略的なバックス攻撃でした。
そのまま、前半を押し切って19−13でハーフタイム。
ただ、明治が早稲田にスクラムで押し込まれるなど、不安材料も…。
後半に入ると、早稲田がゲームプランを修正して、交代で入った間島の高さがあるキックで相手陣内に攻め込み、立て続けにトライを取って逆転。やはり、いつも通りの展開になったかと思ったのですが、最後の10分間から明治が再び攻め込み、認定トライをもぎ取って6点差。
終了間際に自陣ゴール前でボールを確保した早稲田がラックを作って時間稼ぎをしようとしたところで、レフェリーにラックを作る際の姿勢でペナルティを取られたのが痛かった!
これで、ロスタイムまで攻め切った明治がトライ&ゴールで逆転に成功。
1点差でノーサイド! これで筑波・帝京・明治の3校優勝が決まりました。
ただ、この2日間の試合を見る限り、早稲田も含めた4校の差は紙一重ですね。

大学選手権の組み合わせは、次の通り。
グループA 筑波大/関西学院大/法政大/慶応大
グループB 天理大/流経大/早稲田大/大体大
グループC 東海大/明治大/近畿大/日本大
グループD 帝京大/立命館大/拓殖大/福岡工大

2ndステージを勝ち上がるのは、帝京がいちばんラクかも…?
by dairoku126 | 2012-12-02 16:46 | ラグビー | Comments(0)


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