目が覚めたら、雨が降っている。そのせいか、寒い。
朝食を食べに近くのカフェに行ったら、通りかかる人が毛糸の帽子を被っていたり、革ジャンを着ていたり…。寒そうな格好をしている二人が通りかかったので写真を撮ろうとした瞬間、アツくなっちゃいました。薄着をしているのは、観光客ばかりです。
さて、朝食を摂った後は、すぐ近くのルーブルへ。
開館と同時に、もの凄い人が吸い込まれて行きました。
イーゼルを立てて、模写をしていいのは以前と変わりません。
こちらもオルセー美術館と同様に背景の色を変えたらしく、モナリザにしても、コローにしても、レンブラントの絵までも、明るくハッキリと見えるのが不思議です。
見たい絵だけを選んで見ないと、何日あっても足りません。
…ということで、好きな絵を探して歩くだけでも、かなりの歩数になります。
ルーブルを出たら、7000歩を超えていました。
ダヴィッドの絵は、相変わらず大きかった。
あるはずのフェルメールの姿が見えなかったのも残念でした。
外に出て休んでいたら、こんなバスが通りかかりました。
実は、昨日から気になっていたのですが、パリ市内50カ所でストップするオープン・バスのツアー。自分が行きたい観光名所のポイントで降りて、また指定のポイントならいつでも乗れるというシステムらしい。
ルーブルの前で停まっていたので、運転手に話を聞いてから、乗ることに…。
考えてみれば、パリに来たのは仕事ばかりだったので、ちゃんと観光なんてしたことがありません。
視線が高いところにあるので、実に良く見えます。また、基本的に観光地周辺は混雑しているので、バスの速度も歩く速さとそんなに変わらないので、見て歩いてる感じがしっくり来るんですよ。
エッフェル塔も、初めて行きましたし、凱旋門にしても周囲を通ったことはあっても、ちゃんと説明を聞いたのは初めて。
そうなんです。乗る時にイヤホンを渡されるんですが、日本語のチャンネルがあって、しかも男女の掛け合いで説明してくれるのです。
シャンゼリゼ通りに入れば「オー、シャンゼリゼ♪」の曲もながれるし…。
マドレーヌ広場で降りて、フォションに寄って、日本では出ていないエクレアを見つけて食べました。
いや、結構楽しめました。