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レオナール・フジタ展

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今日は、重陽の節句
源氏物語を読んでいると、秋の行事としてはかなり重要なイベントとして描かれています。
だから、という訳ではないのですが、気になっていた「レオナール・フジタ展」を見ようと、箱根のポーラ美術館まで行って来ました。

以前に目黒美術館所蔵のシャーマン・コレクションを見て、このブログにも書きましたが、なぜか藤田嗣治という人は気になるのですよね。
何回か仕事をご一緒させていただいた原田治さんのブログで藤田嗣治スパイ説を読んだからかもしれません。以前に仕事で藤田嗣治の肖像権使用について交渉したこともあったし…。
それと、秋の旅行に備えて買った「旅ナビ」のテストもしてみたかったので。

9時頃に家を出たら、道が空いていたせいもあって、1時間ほどで美術館に到着。
深い森の中に、近代的な建物が建っているのですが、地形を上手く使って谷底に向かってアプローチするように建てられているので、存在感を誇示するような嫌味な感じはありません。
上手に自然の中に溶け込むように作られてました。

さて、肝心の展覧会ですが、世界初公開となる37点も含めてポーラ美術館が所蔵する172点を一挙に公開というチカラの入ったもの。それとフジタの「乳白色」の秘密を解き明かすような科学的な分析がしてあったり、最初の留学時に仲間となったモディリアーニやローランサンなどの絵を展示しながら、それぞれの技法の違いやお互いの影響というのが分かりやすく展示してあって、なかなか興味深いものでした。いや、なかなかでした。
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それからは、箱根の日帰り温泉に行ったり、湯本の「ちもと」で「湯もち」を買ったりと、箱根を満喫。下界に降りてきたら、爽やかだった昨日までと比べて、モアーっとした暑さが戻っていました。
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by dairoku126 | 2011-09-09 17:05 | 文化 | Comments(0)


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