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プロ野球・オールスターゲーム

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今年のオールスターは、選手会からの申し入れもあり、通常の2試合から被災地・仙台での開催を含めて3試合行われました。以前に3試合やったこともありますが、その時は「選手に負担がかかりすぎる」という選手会からの申し入れで、その後2試合に減らしています。

今回は、大震災への対応ということで3試合になった訳ですが、第3戦の仙台では、プロ野球機構が福島・宮城・岩手から少年野球チームの選手を各1000人ずつを招待。
選手会は、なんと復興に尽力した自衛隊員を1000人ほど招待したという。
試合前には、隣接する陸上競技場でイベントが行われ、OBの工藤や大魔神・佐々木などがキャッチボールやトーク・ショー。さらに、チケットが手に入らなかった人達のためにパブリック・ビューイングが行われるなど、プロ野球機構としては初めてと思われるほど、社会にアピールする場としてオールスターが行われたのではないでしょうか。

試合の方も、第1戦はセ・リーグが中継ぎ・セットアッパー・クローザーとして選出された9人の投手を1イニングずつ、第3戦ではパ・リーグが地元の田中マー君から始まって、ダルビッシュ、和田などを1イニングずつ9人の豪華リレー。見せ場を作ってくれました。
セ・リーグの先発は、地元育ちのヤクルトの由規。
稲葉にホームランを打たれちゃいましたが…。

僕は、試合よりも誰が誰とつるんでいるか、というのを注意してみていたのですが(オールスターは先輩選手が後輩選手にチームの垣根を超えて、教える場でもあるのです)、田中マー君は3試合を通じてダルビッシュにベッタリと食らいついて、いろいろと教わってましたね。
巨人の坂本はヤクルトの宮本の側で話を聴いていました。試合前の練習でも、宮本は本来の3塁でノックを受けずにショートの位置で坂本にカラダの使い方などを教えていたそうです。
これはシーズン中に頼んでいたら「じゃ、オールスターの時にな!」ということになっていたらしい。そういう意味では、プロ野球というのは共同体みたいなものなのですね。
実際、後輩選手に教えるのを楽しみにしている選手も居るみたいです。

また、選手も「野球の底力」ということを意識して、久しぶりに力と力がぶつかり合う真剣な勝負をオールスターで見ることが出来たように思います。それが、新鮮な感じでしたね。
ここ10年ばかり、「お祭り」が強調されすぎて、ダラけた感じも匂ってましたから…。
新人4投手が選ばれたのも、凄いこと。
ただ、斎藤佑樹がクルマをもらう働きをしたか…というと?
冠スポンサーのマツダも、ユー君にマツダの車に乗って欲しかったのでしょうね、きっと。
外車に乗られてしまう前に…。
by dairoku126 | 2011-07-25 13:59 | スポーツ | Comments(0)


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