旧・岩崎邸から下って、春日通りを超えると、
湯島天神があります。
泉鏡花の「婦系図」の舞台として、お蔦・主税の「湯島の白梅」で有名なところ。
「別れる、切れるは芸者の時にいう言葉…」なんて台詞が思わず出てしまいました。
やはり水谷八重子(先代)でしょうか。ちゃんと、境内に泉鏡花の碑が建っていました。
この鳥居は銅製で、寛文7年(1667)同8年の刻銘があり、この時期に寄進された物です。
この鳥居の一番下に、狛犬らしきものが鋳造で…。良く出来ています。
白梅商店街を抜けて、不忍池まで降りると、景色が急に広々としたものに…。
池をグルリと回って上野駅に出ました。上野駅がすっかりキレイになっているのでビックリ!
いきなり「Natural Beauty Basic」が目に入り、奥さんは疲れも忘れて…。
地下鉄で浅草に向かいました。
まずは、今回の目的の一つである奥さんの湯呑みを買いに
やま吉へ。
ここは使い勝手の良い瀬戸物などが置いてあるので、必ず寄ります。
ついで、七味が切れてしまったので、新仲見世通りの「やげん堀」へ。
奥さんが買い物をしている間、向かいの舟和を見ていたら、和服のお爺さんが…。
粋な着こなしと白足袋ということは、芸事のお師匠さんでしょうか?
浅草寺にお参りをした後、仲見世の
木村家本店で人形焼きを買ったり、あちこちの店を覗いてから、裏通りの喫茶店で一休み。コーヒーを頼んだら、当たり!でした。
歩き回った、疲れをしばし癒やして、友人との食事のために駒形へ向かいました。