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ショック! フィービー・スノウが…

ショック! フィービー・スノウが…_e0171821_1773132.jpgFacebookをチェックしていたら、West氏のウォールにフィービー・スノウ死亡記事が出ていました。
60歳とのこと。
ただ、こちらには、58歳と…?
1952年7月生まれとなっているので、こちらが正しいのでしょうが、なぜかアメリカ発の記事には60歳になっています。調べたら、アメリカのwikiには、1950年生まれになっていました。年齢詐称ではないでしょうが、どっかで間違いがあったのでしょうね。

まぁ、年齢のことなど、どうでもいいのですが、ショックです。大好きなシンガーだったのに…。
彼女がポップシーンに登場した時の、衝撃は忘れられません。"Poetry Man" という曲でデビューしたのですが、デビュー・アルバムのバック・ミュージシャンの豪華なこと。
僕が持っているのは、ボーナス・トラックなしのものですが、ベーシストだけで、ロン・カーター、チャック・ドマニコ、チャック・イスラエルとジャズの重鎮がずらり。サックス・ソロがズート・シムス、ピアノがテディ・ウィルソン、ドラムスにスティーブ・ガッド、キーボードにボブ・ジェームスと新人歌手のデビュー・アルバムとは思えません。
カントリー・ブルースが基本なのでしょうが、ジャズのテイストも併せ持った都会的で洗練された独自の音楽を構築していました。彼女の歌う「サンフランシスコ・ベイ・ブルース」は、フォークの領域を突き抜けていましたから…。

引退したのかな? と思い始めた頃、デイブ・グルーシンの「Night Lines」というアルバムの中の1曲、「Somewhere between old and New York」を歌っている彼女に出会いました。曲そのものは、ベーブ・ルースやジョー・ディマジオなどの時代からヤンキース・スタジアムの前で靴磨きをしていたというお爺さんのモノローグのような内容の歌詞なんですが、まったく衰えてなかったどころか、さらに磨きがかかっていたのには魂消ました。

これから、さらに円熟していく年齢だったのに…。 合掌!!

     


by dairoku126 | 2011-04-27 17:56 | 音楽 | Comments(0)


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