また、食べ物の話です。知り合いから、
和楽紅屋の「東京カステラ」をいただきました。
この「東京カステラ」は、フランス菓子のパティシエ
辻口博啓氏が、新感覚の「和」のスウィーツとして取り組んでいるものの由。
確かに、食べてみると
福砂屋とか
文明堂、隠れた名店・
松翁軒などの系譜からなる長崎のカステラに比べて、ねっとり感が少なく、軽い味になっています。いただいた時も、「アイスクリームと一緒に食べると、さらに美味しくなるから、試してみて!」と言われました。
そのまま、食べると確かに軽い!!姿・カタチは長崎のものと変わらないので、あっさりとした食感は長崎のカステラを想像していると物足りなく感じるかもしれません。
しっかりと良い原料(材料?)を使って、上品な味に仕上げているのは分かります。
低カロリー志向の時代を意識して、カステラのガツンとした部分を押さえているのでしょう。
ま、そこが新感覚なのかもしれませんが…。
紅茶というより、日本茶の方が合うような気がします。
てなことで、試してみました。ハーゲンダッツのヴァニラアイスクリームを載せて、一緒に食べると確かに美味しいだけでなく、さっぱりとした感じがアイスクリームのリッチな感じに引き立って来る感じ。試すだけの価値がありました。
カフェ風に言えば、「渾然一体としたハーモニーを奏でるスウィーツの華麗なマリアージュ」てなとこでしょうか?行列をしても、なかなか買えないほどの人気というのも頷けますね。
「極楽トンボ」と言われ続けて来た僕としては、こちらのトンボが気になりました。