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コワイ話。

昨日の夕刊を読んでいたら「イラン:どうなる石打ち刑の女性」という記事が出ていました。「姦通罪」とのことで、イスラムの法律では未だに女性の地位が低いのと、昔ながらの刑罰が行われているのですね。欧米諸国の抗議が凄いので処刑保留にはなっているようですが…。
この石打の刑というのは胸まで地面に埋めて身動きが出来ないようにしてから、周囲から石をなげて死に至らしめるという刑罰のようですが、この石を投げるのは誰なんだろう?
まさか、一般の民衆?それとも死刑執行人のような人が投げるんだろうか?
と思って調べてみたら「大勢の者が…」とありました。と、いうことは…。
しかも即死しないように握り拳大の石を投げるとのこと。
恐ろしい話です。
日本でも徳川家康が妻の築山殿が武田氏に内通したということで、竹の鋸で首を切るという刑に処せられたことがあり、その時は公開で通りかかった人にやらせたらしいのですが…。
姦通罪というのは、お隣の韓国でも現存しているようですが、韓国も女性だけを罰するのかしら?なにせ、儒教の教えがプリンシパルとして社会の骨格を形成している社会ですものね。
「石打ち」になんかはしないでしょうが…。
イスラムや儒教のように、宗教とか思想が社会の根幹を覆っている社会というものは、ある意味では社会規範がしっかりとしたものであるという美点もありますが、時代や周囲の常識とは関係なく厳しい社会であることも確かですね。
儒教の本家本元の中国は、毛沢東が政権を獲った時に徹底的に否定していったようですが…。
ま、昨今の日本を見ていると「なさ過ぎ」という感も否めないとはいえ、やはり自由に暮らせる国というのは貴重なものだということを教えてくれるニュースでした。
by dairoku126 | 2010-08-05 11:04 | 文化 | Comments(0)


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