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京都〜柳生〜伊賀上野〜伊勢

へっへっへ!昨夜の土瓶蒸しが美味しかったこと。
それ以外にも「M」定番のラム山椒焼とか湯葉春巻きなどを食べて、もうご機嫌でした。
「刈穂」という秋田のお酒も滑らかで、つい飲み過ぎてしまうほど。
醒める時も、心地よく抜けて行きました。もちろん、六曜社にも行きましたよ。
今朝は、いつもの通りに「イノダコーヒ本店」で旦那集のお元気な姿を確認しながら珈琲で身体を目覚めさせました。

お昼を伊賀上野で食べる予定だったので、余った時間で柳生に寄り道。
隆慶一郎の作品を始め、さまざまな物語に登場する柳生新陰流の里です。国道からナビの指示に従って柳生の方に入って行くと、急勾配の細い山道です。所々に対向車とすれ違う場所があるのですが、山が深くなって行き、ちょっと不安になった頃に突然視界が開けました。
山を上がったところには、普通の農村の姿が広がっています。ここが柳生の里です。
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ここの正木道場は、健在でした。今でもちゃんと使われているようで、磨き込まれた床が光っていました。道場の奥には芳徳禅寺が控えています。ここの中に資料館があり、独特の竹刀や木刀などの武具や新陰流に関する巻物や奥義などを記したものが展示されていました。
「ひきはだ竹刀」という言葉も意味も知っていましたが、まさに百聞は…の通りでした。

池波正太郎のエッセイを始め、友人達からも「松坂で牛を食べるより、伊賀で食べた方が美味しいよ」と言われ、ここが美味しいと皆が名指しした伊賀牛で有名な店「金谷」がある伊賀上野は忍者の里と同時に、松尾芭蕉の生誕地でもあります。芭蕉が江戸に向かう時に処女句集を奉納したという上野天神宮のそばに「金谷」はありました。
1階はお肉屋さん、2階が座敷になっています。網焼きとすき焼きを二人で食べました。
肉は松坂牛に比べて、脂がさっぱりとしていて、ホントに美味しい!
出て来た時には、ギョっとした量でしたが、食べられました。
満腹のお腹を抱えて、最後の旅先・伊勢神宮に…。
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内宮へと渡る橋は、架け替え工事をしていましたが、職人さんはすべて白装束。
神様に奉仕する時は、やはり白なのでしょうか?
内宮へと歩いて行くと、平日なのに大勢の人が…。
「お伊勢参り」は未だに日本人のDNAに擦り込まれているのか?と思うほど人が多かった。
順序は逆になったけど、内宮から外宮へと参拝をしました。
出雲で見て来た大社造りとは違い、歴史的に天皇家と縁が深いせいか、屋根に金が張ってあります。
20年に一度の遷宮を4年後に控え、あちこちで準備が始まっているような感じを受けました。
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by dairoku126 | 2009-10-20 19:36 | | Comments(0)


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