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ベンジャロン焼き

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先日、タイに赴任している友人が訪ねてくれましたが、その折りに我々夫婦の「還暦祝い」にとベンジャロン焼きのマグをプレゼントしてくれました。
ベンジャロン焼きは、アユタヤ王朝後期の16世紀末から17世紀初頭にかけて中国(明)から白い磁器に多色の上絵の具を焼き付ける技法が伝わり、タイ国王が職人を明に送り、そこで制作したモノを輸入してタイ王室御用達としていたとのこと。
ちょうど、山田長政が日本人街を作った頃ですね。
その後、王室御用達から貴族・商人の生活にも浸透していき、タイを代表する高級磁器になっていったとのこと。王室御用達という歴史を持つ由来のせいか、金彩を施し、繊細で緻密な絵付けがされており、豪華!といった印象の焼き物です。
写真の撮影時のフラッシュで金色が飛んでいますが、パッと見には金色のカバーの中に模様が描かれているという印象の方が強く、華麗かつ豪華なものです。
大きさも程良い大きさで、飲み物を入れても重さを感じさせません。
器の軽さ(重さ)というのは年齢を重ねると、意外と気になるもので、我々のご飯茶碗も京都で見つけた軽めのものを何年も大切に使ってます。
by dairoku126 | 2009-08-20 21:03 | 生活雑感 | Comments(0)


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