新装なった江の島のヨットハーバー会議室で行われました。 新しいハーバーの中に入るのは初めてですけど、さすがにキレイなもんです。 まぁ、50年ぶりに建て直したのだから当たり前ですけどね。 キッズも含めて130人という大世帯になって、スキルもフィットネスもまったく違う世代が入り乱れているのですから、運営を統括して行くのも大変です。 まぁ、設立10周年を迎える今年ですからコーチング・スキルもそれなりに蓄積されてきては居るのですが、我々のような高齢者に関しては去年と同じで大丈夫か?という疑問がコーチ側から見るとあるはず。誰にとっても未体験のゾーンですから…。 僕の周りでも、昨年あたりから自転車での転倒などで「まさか?」という怪我や骨折する人が増えています。自分を過信してはいけない!ということですかね。 #
by dairoku126
| 2015-01-18 15:14
| アウトリガー
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いやぁ、読み出したら止まらなくなりました。
直木賞受賞後に書かれた小説の中でも、僕の中ではかなり上位にランク付けできる物語です。 『千鳥舞う』と『螢草』の間に書かれたようですね。 どちらも葉室麟らしい女性が主人公の物語で、いずれも大好きな作品。凜と生きる女性が主人公ですが、後味の良い読後感がこんな時代には貴重なものに思える作品でした。 Amazonの紹介には『かつて一刀流道場の四天王と謳われた勘定方の瓜生新兵衛は、上役の不正を訴え藩を追われた。 18年後、妻・篠と死に別れて帰藩した新兵衛が目の当たりにしたのは、藩主代替わりに伴う側用人と家老の対立と藩内に隠された秘密だった。散る椿は、残る椿があると思えばこそ、見事に散っていけるもの―たとえこの世を去ろうとも、ひとの想いは深く生き続ける。秘めた想いを胸に、誠実に生きようと葛藤する人々を描いた感動長編!』とありますが、若き日に剣を通して培った友情と藩の内紛を題材にした『散り椿』を読みながら、僕は藤沢周平の『用心棒日月抄』を想い浮かべていました。 選考委員だった宮部みゆきが、直木賞選考時に「藤沢周平を思わせる正攻法の歴史小説で、ほぼ全会一致で決まった。漢詩を心に残る形で使うなど、教養の高さが物語に厚みを与えた」と講評したように、この作品でも和歌が大きな鍵を握るように巧みに使われています。 そこらの使い方が、藤沢周平とは一線を画す葉室麟の魅力なのかもしれませんね。 #
by dairoku126
| 2015-01-16 15:40
| 本
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単館系の映画のため危うく見逃すところでしたが、昨日観て来ました。 原題は「Monica Z」というのですが、それでは日本人には分からないので「ストックホルムでワルツを」というタイトルになったのでしょう。 田舎町の電話交換手を務めながら、ジャズ・シンガーの夢を叶えていったシングル・マザーのほろ苦いシンデレラ・ストーリーです。 栄光と挫折の繰り返しの中でも夢を忘れず、スウェーデン語で録音した「ワルツ・フォー・デビー」をビル・エヴァンスに送りつけ、ニュー・ヨークでの共演を実現させました。 詳しい内容は、こちらのホームページで…。 冒頭に流れる「It could happen to you」のアレンジなんかゾクゾクするようなもので、これから始まる映画への期待感を高めてくれます。それ以外にもジャズ・ファンにはお馴染みの曲のオンパレードで音楽的にも楽しい映画なんですが、主演女優に抜擢された歌手・エッダ・マグナソンの歌いっぷりも見事です。それにしても、モニカも含めてスウェーデンのジャズ歌手というのは美人揃いなんですね。 時代背景は、1960年代の初め頃なんですが当時のアメリカでは、黒人ミュージシャンと白人歌手が共演するのは御法度だったようですね。初めてニュー・ヨークに呼ばれていった時のバックがトミー・フラナガン・トリオ(まぁ、似た人を探してきたもんだ!)だったのですが、歌い始めた途端に白人客が席を立って帰ってしまい、クラブのオーナーも激怒する…という一幕がありました。キング牧師の公民権運動が盛んな時代ですから、ニュー・ヨークといえども人種差別の厳しい時代だったのですね。その折りにエラ・フィッツジェラルドに会い、歌を聴いてもらった途端に「誰かの物まねなんか聴きたくないわ」とケチョンケチョンにけなされて、自分のキモチを歌に込めるには母国語でなければ…と悟り、スウェーデンの詩人と組んでスウェーデン語のジャズに取り組むように…。この時歌われる「Take Five」はカッコ良い! ハリウッドの極彩色とは違うヨーロッパのしっとりとした空気感が美しい! 特に北欧の薄雲がかかったような色彩感が落ち着いた雰囲気を醸し出してくれています。 特に前半のテーマカラーかもしれない薄いブルーが実に良いのです。 街を走るバスやクルマのブルー、主人公が着ているタートルネックのセーターのブルーなどホントに良い色でした。 では、本物のエヴァンスとモニカの共演を…。 #
by dairoku126
| 2015-01-15 11:25
| 文化
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気学でいえば、今月の吉方位は南と西だし。 風も無く、天気に恵まれていたので西湘バイパスも気持ち良く走ります。 伊豆半島から大島まで、視界が良く気持ち良い。 宮ノ下から御殿場方面に抜けることが多いせいでしょうね。 無料駐車場にクルマを駐めて、そこから歩いて箱根神社まで。 平日なのに、意外と人が多い。森に囲まれた参道を上がると…。 こぢんまりとした良い神社です。ゆっくりとお詣りすることが出来ました。 帰り道は、芦ノ湖を回った国道1号線のバイパスから…。 西湘バイパスの出口で想定内のの渋滞があったほかは、すいすい。 気持ち良く走ったうえ、行きがけに湯元の「ちもと」で湯餅を買えたし、楽しいドライブが出来ました。 #
by dairoku126
| 2015-01-13 16:26
| 生活雑感
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これは1914年から1941年まで、カナダ・バンクーバーで活動していた、日系カナダ移民の二世を中心とした野球チーム・バンクーバー朝日を描いたもの。 「白人至上主義」の人種差別の中で,低賃金と劣悪な労働条件から来る貧困に苦しむ日系カナダ人にとって白人チームと闘う「バンクーバー朝日」は、それこそ一条の光のような存在。肉体的なハンディをバントや盗塁、ヒット&ランなど小技を駆使して渡り合う"Brain Baseball"は、やがて白人の間でも評判となり、白人の中からも賞賛するものが出て来る。 そして、ついに西海岸の白人リーグを制し、頂点に輝く日が…。 しかし、真珠湾攻撃の日から一転して「敵性外国人」として築き上げてきた財産も没収され、収容所に送られる。 全体的に派手な映画ではありませんし、野球映画でもありません。 大きな感動とか盛り上がりもない、淡々とした語り口の地味な仕上がりの映画です。 そんな石井裕也監督の意図を俳優達も理解し、演じているのが良い! 妻夫木聡も良いけど、亀梨和也が結構良い! 勝地 涼も「前髪クネオ」の印象から見事に抜け出しているし、上地雄輔がキャッチャー役ですが堂に行ったキャッチャー振りで亀梨のボールを受けていました。 高畑充希(妻夫木の妹役)も「ごちそうさん」の時より良い感じになっています。 そして妻夫木の母役の石田えり、父役の佐藤浩市、さらに朝日の監督・鶴見辰吾,娼婦役の本上まなみなど芸達者がシブイ演技で若者達を引き立てている。 この映画は、後からジワジワと効いて来そうな…。 #
by dairoku126
| 2015-01-09 16:24
| 文化
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