初冠雪!

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今日は、毎月の内科医での定期点検。
晴れたので、自転車で気持ち良く行ったのですが、風は冷たい!

クリニックの開始時間に行ったのですが、かなり混んでる。
例年にない気温のアップダウンに、風邪を引いたお年寄りばかり。
まぁ、仕方ないよね。秋とも思えないような温度が続いたし…。

処方箋を持って2階のドラッグストアに降りたら、富士山が綺麗に見えました。
昨日の冷たい雨が、富士山では雪になっていたのですね。
季節が一気に進んだ感じがします。

今年は、秋が無かったような気がします。
とはいえ、また週末は台風が来るとか。
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今度の22号は、かなり奄美に接近してから日本列島の南岸を舐めるようなカタチで来そうなので、かなり警戒しないと危ないですね。どこまで発達するか、要注意です。

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# by dairoku126 | 2017-10-26 11:39 | 季節 | Comments(0)

『張学良秘史ー六人の女傑と革命、そして愛ー』富永孝子

e0171821_10305694.jpg本屋で見かけて面白そうだったので、著者名に馴染みが無かったけど買ってしまいました。いやぁ、面白かった!
1901年に生まれ、2000年に亡くなるという波瀾万丈に20世紀を生き抜いた男の話です。

中国東北地方の軍閥・張作霖の御曹司”張学良”のことは、もちろん知っていたし、「西安事件」で「国共合作」を図り、抗日戦線を成立させた男ということも知っていた。
蒋介石政権のNo.2 として、共産党との内戦で消耗するより、蒋介石を幽閉してまで抗日共同戦線の成立を図ったため、自身が幽閉の身になったので歴史の表舞台から消えてしまう。
本の内容や著者のことについては、こちらを。

1992年のインタビューに基づき、20年かけて書き上げたもの。
まぁ、関係者がすべて故人となるまでの時間も必要だったのでしょうが…。
タイトルにもあるように、彼と関係のあった女性について語っている部分が大変ですから。

それにしても、中国の軍閥のスケールにはビックリしました。
自前で鉄道は敷設するし、数十万人の陸軍を養い、海軍はおろか空軍まで常備する財力を握っていたのですから…。その豊かな大地と対ソ連への戦略上の観点から、日本が傀儡国家として満州国を世界中の非難を浴びながらも邁進してしまったのでしょう。

インタビューでは、「政治向きの話は止めて、女性について話しましょう」ということで著者も驚いたようですが、このような立場に居る人の女性関係というのは必然的に政治が絡んで来るので、かなり詳しく歴史を語っています。ここに出て来る女性もスケールが違う!

ここで描かれているのは第一夫人・于鳳至、第二夫人で物理学者の谷瑞玉、ムッソリーニ令嬢でイタリア公使夫人・エッダ、秘書で最後の妻・趙一荻、蒋介石夫人・宋美齢、中国中央銀行総裁夫人・蒋士雲の六人。(すみません、中国語の略歴しか見つからないものも多かった)

単に「英雄、色を好む」という話ではなく、自分の分身として政治の裏で働いたり、交渉したり出来る女性ばかり。まさに、「女傑」と呼ぶにふさわしい女性達です。
蒋介石、周恩来などとの関係も、妻同士が連帯して裏で動いていたりする。

同時に、中国の政治のダイナミズムも、さまざまなエピソードから感じることが出来ます。
こんな国でトップまで上り詰める政治家と正面から向き合うには、日本の政治家にも深い教養と人格の形成がないと簡単に見透かされてしまうでしょう。

最後に、単行本で出たときの書評を出口さんが書いてるのを見つけたので、こちらをご覧ください。

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# by dairoku126 | 2017-10-25 12:27 | | Comments(0)

秋台風の怖さ!

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台風一過の秋晴れになりましたが、いやぁ昨夜の風雨は凄かった。
夜中に風で家が揺れていたので、目を覚ましてしまいました。
その時の風速が、下の写真。
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江ノ島ヨットハーバーの風速計が出るようになっているのですが、2時50分で最大瞬間風速が31.6m/sec.!平均で21.8 m/sec.となってます。
雨は収まりつつあったので、余計に塩害が気になります。
まぁ、選挙速報もあったから、しばらくTVを見ていました。
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ということで、4時過ぎに寝て起きたら、風は収まっていた。
あまりにも、窓ガラスが凄いことになっていたので家の外から水をかけて流しました。
川から流れた泥水が飛んできたようで、白い外壁から泥色の水が流れ落ちてくる。
すっかり綺麗になるまで水をかけまくりました。
植物たちも、塩でやられているようなので、水道水で洗い流します。

一段落したところで、海を見に…。
134号線は小動神社前から滑川までの区間は被害に遭ったらしく通行止め。
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鵠沼橋の歩道橋下も川から溢れた流木やカスが溜まってましたから、ここまで波が来たんですね。ちょうど斜面を駆け上がるような堤防の造りになっているし…。
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堀川網の船は無事だったようですが、こちらは防風林手前の歩道までは波が来たようです。
防風林が実際に役立っていたようですね。134号線には松葉が飛んでいたくらい。

まだまだ入れる状態では無いのに、海に入ったバカがいるようで消防署からウォーターレスキュー用の消防車が慌ただしく出ていきました。
空にはホバリングした状態のヘリコプターが海の上を捜索している様子。
それでも、チャリにボードをつけて走って行くサーファーを何人も見かけました。
海のことを知らなさすぎでしょ。困ったことです。

(追記)
昨年までお世話になった湘南アウトリガー・カヌークラブの西浦ベースが大変なことになっているようです。カヌーも7艇中無事だったのは2艇だけとか。
台風対策をしなかったのかな?
今度の週末にはWaileaクラブとして片付けのヘルプに行く予定です。

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# by dairoku126 | 2017-10-23 14:37 | 季節 | Comments(0)

パナソニックvs.サントリー

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トップリーブも9節を迎え、昨日は全勝同士の対戦。
昨年は、サントリーがリーグ戦、日本選手権と2連勝しています。
どちらも、日本代表メンバーや各国代表の選手が多いので、好試合になると見ていました。
結果としては、パナソニックが後半に好機を逃さず得点して差を徐々に広げていった。
雨の中、サントリーの利点を生かせなかったこともあるけど。

試合開始直後、キックオフからのノーホィッスルトライをパナソニックが挙げた時には一方的になるかと思ったけど、それからサントリーの時間帯。
パナソニックを分析して多彩な攻めを用意して来ていました。
前半、サントリーはスピード・スター松井を活かしたプレーで2トライ!
このまま、逃げ切るかと思ったけど、PGを決められて逆転されるも1点差。
後半は、どんな勝負になるかと楽しみでした。

後半も、サントリーがキックを多用せず、ボールを継続しながら強く当たるという戦術でパナソニックのゴール前に攻め込むというシーンが何回もありました。
それでも、反則せずに粘り強く守るパナソニックが徐々に押し返す。
ゴール前から攻撃しながら、ハーフウェイ近くまでラインを戻されて行くと焦りも出るでしょうね。前半の35分に松井が足を痛めて退場したのも痛かった。

オーストラリア代表のフランカー・ポーコックがMOM(この試合のMVPのようなもの)に選ばれたのですが、彼のタックルや密集でボールを奪うプレーは凄かった。
まさにインターナショナルなプレイを見ることが出来ました。

一進一退を繰り返す試合にとどめを刺したのは、松田の好プレイ。
タックルからボールを奪うと、タッチライン際を走り、追走した山田にパス。
山田はそのまま45mを走ってトライ。ワンチャンスをものにする嗅覚は流石です。
難しい角度からのコンヴァージョンも松田が決めて1トライでは追いつけない8点差。
これで優位に試合を進めることが出来るようになった。
日本代表にも選ばれている今年のルーキーが、急成長していますね。
ディフェンスでの安定感も増してきたし…。

試合の大半はサントリーがボールを保持しながら攻め続けた感じですが、集中力を切らさずに守り切ったパナソニックに凱歌が上がりました。
ディフェンスから攻撃に移った時の、チームとして反応する速さも素晴らしい。
いや、レベルの高い試合を楽しめました。

10月も後半になると大学ラグビーも上位校同士の対戦が増えてくるし、やっとシーズンがたけなわになって来た感じがしますね。


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# by dairoku126 | 2017-10-22 10:02 | スポーツ | Comments(0)

『暁の旅人』、『夜明けの雷鳴』吉村昭

e0171821_11591022.jpg松本良順と高松凌雲、幕末から明治にかけての混乱の中で日本の医学を大きく前進させた二人です。しかも、二人とも幕臣。
前にこのブログに書いた『白い航跡』の海軍医学総監・高木兼寛と合わせて、僕は勝手に吉村昭の医学三部作と呼んでます。

『暁の旅人』の主人公・松本良順は、佐倉藩で病院兼蘭医学塾「佐倉順天堂」を開設していた佐藤泰然の息子。
父の親友で幕府奥医師であった松本良甫の養子となり、長崎伝習を命じられ、ポンペの下で実践的な西洋医学を身につける。
将軍侍医として14代将軍家茂の治療に当たり、新選組の近藤、土方とも親交を結び隊士の診察なども行うようになる。

戊辰戦争では幕府陸軍の軍医、そして奥羽列藩同盟軍の軍医として漢方医たちに銃創などの処方を教えるが、仙台で榎本武揚に箱館行きを懇願されるも、土方歳三に江戸に戻るように勧められ、横浜で一時投獄されるが赦免され、早稲田に西洋式の病院を設立、山県有朋に懇請されて兵部省に出仕して大日本帝国陸軍初代軍医総監となる。
まさに医師として賊軍から官軍最高位までという波瀾万丈の生涯です。
それだけ、彼の知識と手腕は、明治の初年にあってはかけがえのないものだったのでしょう。
晩年は、大磯に引き込み、悠々と日を送ったようです。
ちなみに日英同盟を結んだ時の初代駐英大使・林董は、松本良順の実弟。

e0171821_11591397.jpg『夜明けの雷鳴』の主人公・高松凌雲は、一橋家の専属医師。
ちょうど一橋慶喜が15代将軍となったので、将軍の名代としてパリ万国博覧会に赴く将軍の弟・昭武に随行して西洋医学を修めるよう申しつけられ、万国博終了後はパリで医学生として「神の家」という病院を兼ねた医学校で学ぶ日を送る。
幕府瓦解の報に帰国、榎本武揚に合流して箱館戦争に医師として従軍。箱館病院の運営を榎本から任され、フランス時代に身につけた医学の精神に基づき、敵味方の分け隔てなく治療に専念。
日本初の赤十字的行為として医学史に残る働きをする。
その働きに政府軍の軍監である薩摩藩士が病院の安全を確保すると共に、榎本軍との停戦を斡旋する文書を書くことを依頼する。

箱館戦争後は、東京に戻って病院を開設。松本同様に新政府からの出仕するように誘いが来るものの、町医者としてパリで学んだ「神の家」の精神を実現するべく、医師会の会長として仲間に呼びかけ、貧民を無料で診察・治療する組織「同愛会」の設立を提案。
民間救護団体「同愛社」が榎本武揚、渋沢栄一、大隈重信などの賛同も得て、スタートした。
最後まで「町医者」として民間治療に徹した人生を描いて行く。

明治の初年に日本の医療の近代化に尽くした三人(高木、松本、高松)の姿を丹念な資料の読み込みで、正確に史実を紡いで行く吉村昭の作品です。
この人の飾らない、淡々とした文章とには、いつも感心させられます。






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# by dairoku126 | 2017-10-21 15:12 | | Comments(0)