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『海も暮れきる』吉村昭

e0171821_22182082.jpg「咳をしてもひとり」「いれものがない 両手でうける」で有名な漂白の俳人、尾崎放哉の最後の8ヶ月を描いた吉村昭の小説。
一高、東大という栄達のキャリアを歩みながら、酒で身を滅ぼした尾崎が妻とも別れ、肺結核による死への恐れと向き合い、俳句仲間の温情にすがりながら小豆島で過ごした凄絶な生活を描いた渾身の作品です。同じ肺結核に犯され、死を見つめた吉村昭ならではの視点が際立っている。

ひと言で言えば、恵まれたエリートとしての生涯を歩むことも出来たであろうに、酒にのめり込むと人格が変わる破滅型の典型のような生涯です。
読んでいて、人間は死の直前にここまで墜ちることが出来るのかという感慨に襲われました。創作への意欲だけに突き動かされ、素直に感じたままの諸々を俳句として結実させることが出来るのかと驚きもします。同時に、無私というか、かように狂的な境地に到達しないと「咳をしてもひとり」という「言霊」のような言葉を吐けないのかとも思います。

ここでも冷徹なまでに尾崎の生を見つめる吉村昭の視点はぶれないし、感傷に浸ることもありません。まぁ、そこが吉村昭の良さでもあるのですが…。

毎日を不自由なく淡々と過ごしている身としては、言葉に込められた重みを想像するしかないよね…とも思いました。

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by dairoku126 | 2017-01-31 22:56 | | Comments(0)

日本選手権:パナソニックvsサントリー。

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こちらも、凄い試合でした。
日本選手権決勝のサントリーvsパナソニック。
どちらもディフェンスがしっかりしていて、なおかつ攻撃も多彩というチーム。
しかも、各国の代表経験選手を揃え、レベルの高いラグビーを期待出来る闘いです。
ポーコック(パナソニック)とスミス(サントリー)というワラビーズの新旧のN0.8同士のマッチアップというのも楽しみだったし。
結果は、サントリーがノートライながら5本のPKを小野が決めての勝利に終わりましたが、拮抗した見応えのある試合。相手陣10mライン近辺でのペナルティが得点に直結するという日本ではあまり見ることが出来なかった緊張感のある闘い。
近年の日本選手権ではいちばんレベルの高い試合でしたね。

惜しむらくは、パナソニックが両ウィング(福岡、山田)を活かすような展開に持って行けなかったこと。どちらもディフェンスでは、ことごとく相手のチャンスを潰す良い働きをしていましたが…。最後に満を持して投入したナイヤラボロもウィングの位置に居てはボールに触ることも出来ない。もっとラックに近い位置にポジションを取っていれば面白かったのに…。

パナソニックの現役大学生SO山沢は、良い判断とキック力でキラキラしていました。
彼も、速く代表入りして欲しい選手ですね。
ラグビーの面白さを存分に楽しむことが出来た試合でした。


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by dairoku126 | 2017-01-31 11:35 | スポーツ | Comments(0)

復活、フェデラー!

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東京に出かけていたので、気になるスポーツはすべて録画予約で…。
まずは、全豪オープンの男子決勝から。

コートが速くなった影響からかマレー、ジョコビッチという上位シード選手が早々と姿を消した全豪ですが、かつてのTop4だったナダルとフェデラーが9シード、17シードという位置。
マレーが姿を消したので錦織にチャンスがあると思ったけど、17シードのフェデラーと4回戦で当たるという不運なドローに阻まれました。この試合も凄かったけど…。

録画なので結果が分かっていて見ているのですが、どこがターニングポイントだったのか?
錦織戦で往年の輝きを取り戻した感のあるフェデラーとナダルの決勝戦は、まさにどちらに転んでもおかしくない程の”テニスの粋”を詰め込んだ試合。
ファイナルセットでナダルがいきなりフェデラーのサーブをブレークした時点で、誰もがナダルに流れが来たと思ったことでしょう。その流れを断ち切るようにフェデラーのバックハンドが糸を引くようにクロスコートに決まった時に流れが逆転したんでしょうね。
コードボールがフェデラーに有利にポトリと落ちたり、すべての流れが変わってしまった。

それにしても、テニス史上に残る名試合でした。
女子もウィリアムズ姉妹による決勝戦と、時代を10年から15年巻き戻したような全豪オープンでした。
女子ダブルスの穂積・加藤組(エリミユ)の健闘も光りました。このペアは楽しみです。


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by dairoku126 | 2017-01-31 11:11 | スポーツ | Comments(0)

東京へ、一泊旅行!

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子供たちが、誕生会をやってくれるというので東京に一泊旅行。
恵比寿のレストランでしたので、いつものように湘南新宿ラインで帰って来ても良かったんだけど、北斎美術館にも行ってなかったし浅草にも買い物があるというので、一泊することにしました。

メイン・イベントは夜の7時だったけど、朝から銀座へ。
うちの奥さんが頼んでいたネックレスの糸替えを受け取ってから、取り壊される予定のSONYビルへ。ここの1階のパブ・カーディナルには若い頃には良く行きました。「まだドレミファ階段あるのかな?」と思いつつ地階へ。ちゃんと、ありました。
近くの日動画廊で、藤田嗣治展をやっていたので寄ってみました。
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午後になって気温も上がってきたし、喉も渇いたので電通通りの”和蘭豆”へ。
奥さんがアイスティを頼んだら、こんなのが出てきました。
紅茶を氷にしてあるので、氷が溶けても味が薄まらない。
ピッチャーで出てきたのでたっぷり3杯は飲める!
歩き疲れてきたので、とりあえずホテルにチェックインすることにしました。

今夜の宿は、島根県が青山に構えている”SHIMANE-INN”というホテル。
島根県人だと安く泊まれるらしい。他県人でもそれほど高くはありません。
ホテルにチェックインして、ベッドで昼寝までしてしまいました。
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暗くなってきたので、おもむろに恵比寿へ。
今夜のメインはリブアイ・ステーキ。ガッツリと肉を食べた感じになりました。
シャンペンも美味しかったし、前菜とサラダでかなりお腹の方も膨れ始めて居ました。
なので700gの肉を全員で分け合って…。
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このチーズケーキも、かなり濃厚なので全員で分け合いました。
その後、息子の行きつけのバーに場所を移して…。
ホテルを取ってあると、夜が更けるのも気になりません。
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ホテルで朝食を摂ってから、両国へ。
ちなみに朝食のお米と宍道湖のシジミの味噌汁は美味かった。
やはり、日曜日とあって北斎美術館は混んでました。
常設展示だけでしたけど、若いときから系統立てて展示してあったので北斎の画風の変化など分かりやすかった。
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両国駅に戻ろうと北斎通りを歩いて行くと、朝から銭湯に入る人が…。
お相撲さんが浴衣姿で歩いていたりと、やはり両国は相撲の町です。
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浅草橋から地下鉄で浅草に行こうと乗り換えるために歩いて行くと…。
お相撲さんがスマホを片手に、デートの最中。目立ちますよね。
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浅草に着くと、休日なので凄い人出。
リタイアしてから平日にしか浅草に行ったことがないので、人の多さにビックリしました。
それにしても、大きなトランクをガラガラさせて歩くのはやめて欲しいな。
あちらの人は、ロッカーに預けるということを知らないのかしら?

人が多いので仲見世通りに方に行かずに、一目散に”やげん堀”へ。
ここの佃煮は、ちゃんと江戸前の味!
前の”舟和”で”すあま”を買ったりしてから、伝法院通りの方から浅草寺へ。
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ここも凄い人でした。人混みの中での自撮り棒も、やめて欲しい。

お参りをしてから蕎麦を食べに行ったのですが、東北の南部蕎麦の店が当たりでした。
暮坪カブという辛いカブを薬味に食べる蕎麦は、美味かった。
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この蕎麦屋さんで浅草に出来た”まるごとにっぽん”の場所を訊いてから、そちらに向かって歩いていたら、こんな店が…。屋根に居るのは鼠小僧でしょうか?
このかたわらを、外国人がメンチカツを頬張りながら歩いているのもおかしな風景でした。
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浅草六区の再開発にと建てられた全国の名産品を集めたのが”まるごとにっぽん”。
上から見て回ると、面白いものが沢山ありました。
奥さんが、会津木綿のスカーフを誕生日だからとプレゼントしてくれました。

たまには東京で一泊というのも、楽しいもんですね。












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by dairoku126 | 2017-01-29 17:26 | | Comments(0)

Fifty years ago!

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昨日で68歳になったのですが、つらつらと想い出すと50年前の今頃は大学受験を目前に控え、風邪を引かないようにだけ気を遣っていたことを想い出しました。
無事に受験も終わり、3月には晴れて波乗りも解禁。
鵠沼サーフクラブの面々と意気揚々と千葉に波乗りに行きました。
当時は、まだ道路が整備されて無くて金谷から鴨川までは山の中の砂利道。
これは、鴨川から勝浦へと向かう道ですね。
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幸いにも波に当たり、さぁ波乗りだ!とボードを下ろしたら、キャリアに食い込んでクラックが入って居たときのしけた顔(笑)
ワックスで蓋をするように塗り込んで、平気で海に入りはしましたが…。
ボードを調べてくれているのは、West Coastブランドを立ち上げた鈴木三平さん。
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鴨川も、今のようにサーフタウンとして隆盛を誇る以前のひなびた漁師町。
この頃は、まだテトラが入る前ですから岸壁沿いに良い波が入って居ました。
昨年、久しぶりに行った時に様子があまりにも変わっていたので驚いたほど。
海から上がって行った銭湯がやけに熱かったので、水を出して音頭を下げようとしたら「うめるんじゃねぇ!」と背中に入れ墨をビッシリと入れたコワイお兄さんに怒られてビビったのも良い想い出です。

こうしてみると、50年なんてアッという間に過ぎてしまうんですね。




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by dairoku126 | 2017-01-27 09:33 | 波乗り | Comments(0)

誕生日ラン!

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68歳に、なりました。
子供たちからLINEでお祝いのメッセージが送られてきて、それで目が覚めるほど寝坊をしてましたけど…。

今日もお日さまが綺麗な光を恵んでくれているので、走りに出ました。
空気は冷たかったけれど、1.5kmあたりからカラダがポカポカしてきたので、今日も漁港の先端までの5kmコース。
ここから見る富士山は、本当に綺麗です。
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今日は波が無いのに、太陽に誘われたのでしょうね。
サーファーが結構海に浮かんでいました。
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今日は、どちらかというとビーチバレーのコートの方が絵になるような。
湘洋中学の体育の時間なのか、生徒が砂浜に走り込んではターンして学校の方に戻っていく。
気持ち良く汗をかいた誕生日のランでした。




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by dairoku126 | 2017-01-26 17:20 | 生活雑感 | Comments(0)

人間ドック、今年も終了。

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今年の人間ドック、無事終了。
無事かどうかは、結果が来ないと分からないけど…。
再検査なんて通知が来ても、よほどのことが無ければ行かないし。
こういう検査機関は、再検査で儲けるという話もあるしね。

体重、身長は例年と変わりなし。いまさら身長が伸びるわけもないか(笑)
右目1.5、左目1.0とガチャ目も、昨年と変わりなし。
もっとも、乱視があるのでついに読書用には眼鏡を作りました。

それ以外の検査に関しては、この年齢ですから現状維持出来てれば良し!ですよ。
まぁ、気持ち良くパドル出来る体力だけは維持していこうとは思いますが…。



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by dairoku126 | 2017-01-25 14:50 | 生活雑感 | Comments(0)

丸々と…

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今シーズンの”メジロ亭”でいちばん丸々としたメジロのカップルが、ご来店!
楽しそうに食べては遊び、遊んでは食べ…というのを繰り返していました。
滞留時間にして20分くらい。

ヒヨドリが荒らしに来る前でしたから、ミカンも食べでがあったことでしょう。
またの、ご来店を(笑)



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by dairoku126 | 2017-01-24 10:47 | 生活雑感 | Comments(0)

久しぶりに、5km。

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気持ち良く晴れてきたので、走りに出ました。
走っていて、カラダが動いていたので5kmコースへと…。
西浜漁港に沿って沖に伸びているボードウォークの感触は、それまでコンクリの道を走っていたのに比べて心地よい。
突端までがRunKeeperの積算で、ちょうど2.5km。

アキレス腱を伸ばしながら走ってきた方を振り返ると、富士山は雲の中。
裾の方が見えているだけです。丹沢は、クッキリ。
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太陽が高くなってきたので、海の色も綺麗に写ります。
それにしても、漁港の横でこんなに浅いのはどうかとも思うけど…。
釣り人が、沢山居ました。
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今日は、波が少し入っているので海岸にはサーファーがいっぱい。
やはり、昨年とは海底の地形がまた変わっているようですね。

最後は、また家の近くで懸垂をして終了。
汗ビッショリになりましたが、カラダの芯から気持ち良く汗が出ました。



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by dairoku126 | 2017-01-23 12:54 | 生活雑感 | Comments(0)

日本選手権:パナソニックvsヤマハ、サントリーvs帝京大学

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昨日は、カヌーの練習はお休み。それでも午前中は、鎌倉で用事を済ませてきました。
ということで、第1試合のパナソニックvsヤマハは録画で、第2試合のサントリーvs帝京大学からTV観戦でした。

第1試合のパナソニックvsヤマハは、今季のトップリーグ開幕戦。
その時は、このブログにも書いたけどヤマハがスクラムで圧倒的な差を見せつけて、3点差で勝ちました。シーズンが深まるにつれ、チームを熟成させてきたパナソニックがどう闘うかに注目していたけど、結果としてはパナソニックが見事に勝ちきった

バック3(福岡、山田、笹倉)のスピードとカラダの強さが目立ってました。
特に福岡は、パナソニックに入ってから、さらにウィングとして磨きがかかってきましたね。
キックオフのボールを追いかけて最初のタックルも山田だったし…。
それと、現役大学生でありながらトップリーグ入りしたスタンドオフの山沢がデビュー戦だった開幕戦とは比べものにならないほど成長してゲームを上手くコントロールしていたのには驚きました。代表入りを目指せる逸材、このまま伸びていって欲しい。
それと、今季から加入したワラビーズのNo.8 ポーコックは「さすが!」というプレーを随所で見せてくれました。

第2試合のサントリーvs帝京大学は、帝京が良いラグビーを見せてくれました。
前半の終了間際に帝京がフルバック尾崎が抜け出し、相手ディフェンスを引きつけながらウィングの竹山にパスを回して同点トライを挙げたときには「やった!」という感じ。
サントリーは、学生相手に受けてしまったというかヘンに余裕があったのでしょうね。
沢木監督のハーフタイムのコメントは怒りに満ちてました。

後半は、監督の怒りが火を着けたようでサントリーのプレーが変わりました。
自分たちの強みをしっかり出して、スクラムで圧倒し始めると流れはサントリーに…。
25点差をつけての勝利です。
サントリーでは帝京OBが4人先発、意地でも負けたくなかったでしょう。
慶應OBでは、フランカーの小沢のプレーが光ってました。
間近に、ジョージ・スミスという最高のお手本が居るからね。

決勝は、サントリーとパナソニックの闘い。レベルの高い試合になりそうですね。


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by dairoku126 | 2017-01-22 16:26 | スポーツ | Comments(0)