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映画「柘榴坂の仇討」

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小説を映画化する場合、原作に忠実に描くか、映画的にアレンジするか?
絶対にアレンジする、あるいは変更を加えるのを許可しない作家も居るようで、そうなると監督・脚本家は多くの場合、原作者の意を汲むように原作をなぞっていくだけで映画として面白くならないようです。
やはり、映画的には小説の行間や裏側に描かれた「人間の営み」を映像として表面に出した方が観客に分かりやすいし、映画としてのリリシズムが生まれてくるんでしょうね。

この「柘榴坂の仇討」は、浅田次郎の短編集「五郎治殿御始末」の中の一編。
この短編集は、幕末から明治へという変革の時代に取り残された武士の姿を描いた短編集で、いかにも浅田次郎という「目」の付け所が光る佳篇が並んでいます。
文庫本で40ページ程の短編をどう映画に仕立てるか?に興味があったので観て来たのですが、なかなかに素敵な出来上がりになっています。

ひとつにはキャスティングが良かったということが言えると思います。
中井貴一、阿部寛、広末涼子、高嶋政宏、二代目中村吉右衛門、吉田栄作、藤竜也と来ると、オールスター的な映画に思われ勝ちですが、この芸達者たちが脚本を読み込んで、それぞれの役になりきっているのが素晴らしかった。
中井貴一の不器っちょな感じがなかなかに良い味を出していたし、広末涼子も良い年齢になってきたのか、実に感情を抑えた武士の妻になりきっていました。
原作では、ラストの方でちょこっとだけ登場する妻・セツなのですが、主人公を必死に支える生活を映画では丹念に描くことによってドラマを深めています。西洋のまじないということでミサンガをセツの腕に巻いておくというのが、最後に効くんだなぁ。
吉右衛門が、井伊直弼というより鬼平に見えてしまうのは「安政の大獄」で築かれた圧政者のイメージの井伊直弼よりも人情深く、教養に溢れた人間として描かれているからでしょう。
何よりも、藤竜也が素晴らしかった!

来週から公開の「蜩の記」も楽しみですね。

そういえば、昨夜109シネマのチケットをネットで予約したのですが、望みの席が取り放題。これほど入りが悪いのか、と思って劇場に行ったら80%くらい席が埋まっていました。ザッと見ると平均年齢は70歳以上、ネットで予約なんてしないんでしょうね。

公式サイトは、こちら

<追記>
柘榴坂とは、現在の品川駅から新高輪プリンスホテルへと上がる
この辺りに薩摩藩下屋敷はじめ、大名の藩邸が多数あったとか。
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by dairoku126 | 2014-09-30 15:34 | 文化 | Comments(0)

台風17号の、波!

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昨日は、あまりの強風のため台風17号からのスウェルが入っていたものの、頭サイズのダンパー。カヌーの練習は、川に入ってのドリルとなりました。
カヌーの練習後、潮が引き始めたダイロク・ポイントへもスウェルが入って来ていたものの、ほとんどブレークしないまま。それにしても、風が強すぎました。

一夜明けた今日は、サイズは少し落ちたものの、やっと風も弱まってきたので出陣!
最初は舟前に行ったのですが、USAサーフの店長の言葉通りのダンパー祭り。
早々に上がって、西浜方面へカタチの良い場所を探しに行ったら、やはりUnion前がいちばん良かった。「海が好きのミヤギ君に言わせると「この頃地形が悪くって…」とのことなのですが、そんなことは無い。
セットこそダンパー気味になっていましたが、それでもターンの後も走れる余地がある。
僕はセット後の波を狙ってましたが、キレイなフェースが続く、十分に楽しめる波が何本もありました。乗る前に、ダンパーかどうかの見分けもしやすいし、やはり今は鵠沼の中でいちばん良い場所なんではないかしら?気持ち良く上がることが出来ました。
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by dairoku126 | 2014-09-29 12:57 | 波乗り | Comments(0)

動画を発見!Na Wahine Oke Kai

今年のモロカイ海峡横断レースの動画を見つけました。
風も、波もあまり無かったようですが、その分暑さとの闘いがしんどくなるとのこと。
今日もクラブでの練習前に、帰国報告を聞きましたが、一人は熱中症、もう一人は伴走艇に上がっている時にアイスボックスが滑ってきて足指の剥離骨折を起こしていたそうな。
それでも、42マイルを漕ぎ切って14位に入って来たんだから、ますます尊敬!

    
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by dairoku126 | 2014-09-27 18:02 | アウトリガー | Comments(0)

風が強すぎて、今日は川。

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台風17号への吹き込みなのか、今日はオフショアが強すぎるほど…。
海に出るには、風が強すぎたので、今日は川で練習となりました。

今年の初めから練習してきたパドルの基礎が効いているのか、以前に比べて良く走るようになってきたですが、コーチのシュン君に言わせると「このところ漕ぎが乱暴になっている!」
ということで、今日のような日は川で基礎練習Againということにとなりました。
まったくチカラを入れない「0モード」から、徐々に水圧を感じる程度にチカラを入れていき、最後は100%のチカラで漕ぐまで、様々なドリルを…。
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人数が多かったため、片瀬川のスロープで数人ずつ待機しては、基礎の部分であやふやになっている事柄をコーチに訊いたり、水をパドルの先端で引っかける練習をしたりして過ごしていました。この基礎の部分がきちんと出来ると長距離を漕いでも、疲れ方がまったく違います。

最後は女子チームのステアとして乗り込み、ドリルを数回やってから西浦に戻りました。
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by dairoku126 | 2014-09-27 17:47 | アウトリガー | Comments(0)

KUGENUMA RICE

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以前にも書いたとは思いますが、今回は改めて<KUGENUMA RICE>のことを…。
鵠沼も入れ替わりが激しくなってきて、僕が子供の頃からある昔からのお店も残り僅か。
新しく開店した店も続いている店もあれば、いつの間にか無くなっている店も。
去年にオープンした<KUGRENUMA RICE>も、それまでは床屋さんだった場所。
僕自身が引っ越してから、駅に行く道だった公民館通りもショートカットの都合でほとんど通らなくなっていたので、この店のことはナオヤ君に教えてもらうまで知りませんでした。
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文字通り「おにぎり」の専門店。愛媛でパン屋さんをやっていたご主人が小麦アレルギーになってしまい、鵠沼に引っ越して「おにぎり屋」を始めたとか。
他にお客さんが居ない時には、四国の話をしたりとか…。
店内に4人程度だったら座って食べられるスペースもあります。

元がパン屋さんだから、従来のおにぎりに囚われない新しい組み合わせのものがあったりするのかな?「鮭カマとパルミジャーノレッジャーノ」とか「くるみとクランベリーのお稲荷さん」なんて発想は和食的ではないですよね。
この意外な食材の組み合わせというのが、結構美味しい!
どちらかというと、僕は和食に関しては保守的な方が好きなのですが、試してみたくなるほど味が馴染んでいるのでしょう。なによりもお米が美味しいからなのでしょうね。
土地柄に合わせてかハワイ大好きな人達のために「スパムにぎり」もありますが…。

留守番の時に自分で作るのがメンドーな時には、すっかり御用達のお店になりました。
普通のお米のおにぎりと、玄米を使ったおにぎりとを1個ずつというのが多いのですが。
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これが、メニューです。「おはぎ」もあります。
ここらで最高の「ファーストフード」のお店と言えますね。
ちゃんとした素材を使っていて、コンビニのおむすびとほぼ同等の値段設定も凄い!

鵠沼のお店が入れ替わる中で、しっかりとした仕事をするフレンチのお総菜屋さんとか、パン屋さんとか、若い夫婦が頑張っている良いお店が増えているのは大歓迎だし、応援してあげたくなります。
おしゃれカフェだの、こだわりの隠れ家料理だの、といったネット上の評判が高い見てくれだけの店も増えてますが、そんなお店は「情報」を食べに来る人達に任せておきましょう。
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by dairoku126 | 2014-09-26 14:21 | 食べ物 | Comments(0)

「落日の宴」吉村昭

e0171821_16125158.jpg幕末に向かう徳川幕府の中で有能な幕臣が出自や門閥を無視して数多く取り立てられていたということは、この本を読むまでは知りませんでした。
外国からの圧力が高まる中で、家慶・家定の2代の将軍の時代に幕政を統括した老中・阿部正弘の人材登用策で取り立てられたのが、江川英龍、勝海舟、大久保忠寛、永井尚志、高島秋帆、川路聖謨など。

そのような「取り立て組」の中で、いちばん有名なのは勝海舟でしょうが、僕は前から川路 聖謨(かわじ としあきら)という人物が気になっていたので書店で見つけて直ぐに買って読みました。

吉村昭のことですから、資料に丹念にあたりながら、淡々と精密に書き上げて行く文章は平易で読みやすいものです。

読みながら思いました。ペリー来航から始まる幕末の外交史の中で、日本に彼のような人材が居たことは僥倖以外の何ものでもないと…。

彼は長崎に来航したロシア使節・プチャーチンとの交渉を担当し、その後下田で日露和親条約に調印。この時、プチャーチンに随行していたイワン・ゴンチャロフは「川路を私達はみな気に入っていた。(中略)川路は非常に聡明であった。彼は私たちを反駁する巧妙な弁論をもって知性を閃かせたものの、それでもこの人を尊敬しないわけにはゆかなかった。
彼の一言一句、一瞥、それに物腰までが、すべて良識と、機知と、炯眼(けいがん)と、練達を顕していた。明知はどこへ行っても同じである。」と川路の人柄に大変魅せられたという。

豊後の国・日田の代官所の俗吏の子供という軽い身分の出自ながら、稀代の才幹を示して、勘定吟味役、佐渡奉行、小普請奉行、大阪町奉行、勘定奉行などの要職を歴任している。
そして、勘定奉行在任のまま海防掛となりロシア使節との交渉をこなして行くのですが、ロシア使節が下田に来航したという報せを受けて、江戸から駆けつける時に50代後半の年齢にもかかわらず、一日で19里(約75km)を自分の足で踏破している。
その誠実さにプチャーチンも、大いに感じるものがあったということで、交渉を続けながら日本側の言い分はすべて通さざるを得ないという結果に終わっています。
また、アメリカ公使のハリスからも厚い信頼を受けていたようですね。

張ったり気味の勝海舟と、誠実さを前面に押し出した川路聖謨というのは好対照な感じもしますが、この二人を登用したことで鎖国から開国に向かう日本が、上手に国際社会に軟着陸できたのではないでしょうか。

江戸開城の日に、中風のカラダに鞭打つように割腹後、ピストル自殺で生涯を終えています。
この徳川時代の末尾を飾る外交交渉がなければ、統治経験のない明治政府がどこまで外国諸国と渡り合えたかは疑問です。日本という国が、他のアジア諸国に比して独立を保ちながら、明治に移り変わって行く基礎を築いた人物の一人と言えるでしょう。
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by dairoku126 | 2014-09-25 17:10 | | Comments(0)

今日は、烏帽子回り。

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昨夜に入ってきたモロカイ・レースの結果に刺激されたのか、なぜかヤル気まんまん。
お天気も良いし、風も弱く、最高のコンディションでの練習となりました。
このところ、1時間以上連続で漕ぎ続ける練習をしているのですが、今日はコンディションが良いので烏帽子回りというメニュー。まぁ、1時間以上は漕ぎ続けることになります。

初めの5分間だけ、ドリルをやってから烏帽子に向かってGo!
今日はステアだったので、お土産でいただいたパドルの基本テクニックDVDで勉強したテクニックをいろいろと試してみました。上手く行ったのもあり、なかなか難しいものもあり、と一朝一夕には上手くなりませんね。それでも、気持ち良く走ることが出来ました。

烏帽子を回って1時間10分ですから、なかなかのタイム。
これまでの練習の成果が出ているということでしょう。
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帰りがけの江の島の参道は、いつもに増して大混雑。
連休最終日で、お天気も良いから仕方がないか。真っ直ぐには歩けません。
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台風16号のうねりが昨日から届き始めているので、ビーチの方はサーファーがいっぱい。
距離が遠いせいか、波が入ってくる間隔は大きく空いてますが、セットが届くと腰~胸くらいの波が場所によっては入って来ます。

連休最後の日が、好天で良かったね。
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by dairoku126 | 2014-09-23 13:57 | アウトリガー | Comments(0)

昨夜は、ヨーコちゃんの2回目の発表会。

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昨夜の代官山Lezardは、「成城の歌姫」ヨーコちゃんの2回目の発表会。
もともとカントリーなどを主に歌っていた彼女には、多くのファンが付いているので、始まる前から店内は芋の子を洗うような状態。伴奏は「成城」つながりでトモンさん、ハナちゃん、そして学校には関係ありませんが、ベースには贅沢にもプロの加藤慎一さん。
ヨーコちゃんもジャズに慣れて来たのか、しっかりと歌っていました。

我々は対バンドとしての出演ですが、ピアノはトリでチャン・リー・ホが来てくれて、J.J.Johnsonの「Short Cake」など我々にとっても初めてという曲を何曲か演ったのですが、はじめから溶け込んでくれていたので大助かり。良い感じで出来ました。
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すべてが終わった後に、途中から遊びに来た大徳君と加藤さんのDuo。
プロ同士の対決というか、インプロビゼーション!
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この組み合わせは、このお店以外ではあり得ないというか、滅多に聴かれるもんじゃない。
終電ギリギリまで楽しませてもらえました。

その分、渋谷駅まで、必死に走りましたが…。
楽しい夜でした。
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by dairoku126 | 2014-09-23 13:40 | 音楽 | Comments(0)

Na Wahine O Ke Kai 2014

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快挙です!!!
モロカイ島からオアフ島までの、海峡横断レースでTeam Japanが14位に入りました。
女性10人で交代しながら、約60kmを漕ぎ切るモロカイ海峡横断レースNa Wahine O Ke Kai 2014は、アウトリガーカヌーの最高峰に位置するレース。
我がSOCCからは10人中4人が参加、他には静岡や茅ヶ崎などの女性達が参加しています。
すべて仕事を持っている女性達ばかり。だから、その努力にはアタマが下がります。

昨年が33位、過去の最高でも21位ですから、今年はBest20入りを狙って、猛練習を繰り返していたのですが、目標をはるかに超える14位!
現地でも、こんな華奢な女の子達が…と驚かれるほど体格的には劣るTeam Japanですが、やってくれましたね。ついにTop10を狙えるところまで、来てしまいました。
練習を見ていても、今年はチームワークが凄く良かったので、それが結果に出たのでしょう。
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何はともあれ、おめでとう!
そして、木下監督&ラリー・コーチ、お疲れ様でした。

ゆっくりと休んでください!と言いたいところですが、仕事の都合で休む間もなく帰国するメンバーも居ます。話を聞くのが楽しみだなぁ。
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by dairoku126 | 2014-09-23 13:13 | アウトリガー | Comments(0)

今年は、秋になるのが早い。

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台風16号の進路が大きく西寄りに変わったせいか、朝から晴れています。
デッキの上のプルメリアも、残りの花芽があと8つ。
今年は、今までで最高の花数を記録、随分と長い期間楽しませてくれています。

それにしても、今年は秋の到来が早いような。
昨年は夏が長く、いつまでも暑い!と思っていたら、いきなり冬になってしまい、秋を楽しむという時間がほとんど無かったから…。
昨夜も寝室の窓から吹き込んでくる風が、やけに涼しかった。
家の内外の植物の鉢も空気が乾いているせいか、水遣りをサボるとかわいそうなほど乾いてしまいます。まぁ、空気が乾いていると、人間には居心地が良いのですが…。

錦秋の秋が楽しめそうですね、今年は。
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by dairoku126 | 2014-09-21 09:52 | 季節 | Comments(0)