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「珍品堂主人」

e0171821_1332421.jpg夏の疲れが、ここに来てドッと出てきたのでしょうか?
体調が、イマイチです。
ということで、昨日はカヌーの練習を休んでグダグダしながら、この本を読んでいました。いやぁ、実に面白かった。

「ジョン・マン」にも書きましたが、「ジョン万次郎」という呼称は井伏鱒二が直木賞を獲った作品で創作し、その後人口に膾炙したもの…てなことをwikiで知ったので、井伏鱒二の「ジョン万次郎」も読んで見ようとAmazonで井伏鱒二の作品を探していたら面白そうなので、ついでに頼んだものですが、本が来て最初の1ページを開いたら「ジョン万次郎」を後回しにして読み耽ってしまいました。
話の筋は、いたって単純そのもの。主人公は「ちゃんとした学校の先生」くずれで、趣味が高じて先生も辞め、本業となった骨董狂の話です。それも、珍品や風変わりな品物を掘り出すので、仲間内で「珍品堂」と呼ばれるようになった男が、ひょんなことから料亭「途上園」の経営を任され、一流の料亭へと夢を託す…というもの。昭和34年に「中央公論」に連載されたとあって、未だに戦後のドサクサ気分が残っているのが、かえって新鮮な感じでした。
こちらから「なか身!検索」できます。

井伏鱒二がその当時、珍しかった録音機械を持って骨董商の取引現場を録音したというだけあって、丁々発止の騙し合いにも似た遣り取りなども面白いし、骨董といっても普通の代物では無く平安時代や鎌倉時代といった時代の珍品、掘り出し物が数多く登場してくるのも、戦後のドサクサ紛れな感じを醸し出している。
正倉院の御物の偽物が出回ったり、鞆の浦の能舞台を回収するために鎌倉時代から続く酒蔵が能舞台の下に鎌倉時代からの酒甕を提供するという話を聞いて横から掠め取ろうとしたり、と今でいう国宝級のものが平気で裏から裏へと流れて行った様子も垣間見えるのも一興です。

そういえば、白洲正子さんの本を読んでいて、面白かった話を想い出しました。
それは、彼女がとあるパーティで身につけていたガラス玉を外交官に「貴女のような方が、そんな安物を身につけてらっしゃる」と言われたという話。
実はそのガラス玉とは「とある古墳」から出た勾玉だったと明かしたうえで「あんな教養も見目もない外交官に、この国の外交を任せておいて良いのかしら?」と書いていたもの。
今の時代では、そんなものが取引の対象になる訳が無い。戦前のことだし、彼女の祖父は大臣までやった薩摩閥の軍人だから手に入ったものなんでしょうね。
そういえば、この「珍品堂主人」という話も白洲正子さんの友達、青山二郎をモデルに書いたという説もあるとか…。

まぁ、活字が小さい昔ながらの文庫本でしたが、一気に読み切ってしまいました。
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by dairoku126 | 2013-09-30 13:46 | | Comments(0)

台風一過、秋になりました。

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台風19号、20号と立て続けに来と思ったら、すっかり秋の空気に入れ替わりました。
今日の練習は、台風避難のためにリグを外したカヌーのリギングから…。
2艇のリギングを済ませてから、東浜に避難したカヌーを海岸まで運び、中に入った砂などを洗ってから稲村目指して漕ぎ出します。
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モロカイから帰ったメンバーを中心とした女子チーム、
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比較的若いメンバーを中心にした艇と、我々シニアマスターズの3艇で漕ぎ出しました。
北東の風がやや強いものの、うねりもすっかり収まった海面は結構良く走ります。
30分ということでしたが、稲村を越えてビーナスの前あたりまで…。
若者組や女子チームは、もっと先まで行ってました。
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5分ほど休んで、また東浜を目指します。景色も、すっかり秋の気配に包まれて…。
今度は風がフォローですから、さらに良く走ってくれました。

朝晩は、空気がヒンヤリとしてきましたが、お日様が出ていると最高にキモチ良い季節になってきました。
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by dairoku126 | 2013-09-28 16:17 | アウトリガー | Comments(0)

年に1度の、同期会。

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昨夜は、年に1度の同期会でした。なぜか、会場は浜松町の東京會舘。
まぁ、駆け出し時代は勤務場所が丸の内のビルに点在していたので、東京會舘には良くお茶を飲みに行ったから、かな?

年々、集まる人数が減っては来ているものの、懐かしい顔ぶれに会うことが出来ました。
未だに現役の副社長を始め、まったく違う仕事に就いたもの、あるいは僕のようにブラブラ生活を送っているものなど様々ですが、元気な顔を見せてくれました。
昨年は来ていたのに、暮れにガンで黄泉の国に逝ってしまったものも居て、やはり会えるときに会っておかないと…。
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話が弾んで、最初は東京タワーがこんなだったのに…。
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会が終わることには、イルミネーションが変わっていました。
料理も、酒も余り気味というのは、みんな年齢を重ねたということなのでしょうか。
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同じ階のバーに場所を移して、制作をやっていた5人で二次会。
途中で退社してデザイン事務所を起ち上げたナカノ君も顔を出してくれたので、研修の頃のことなどにも話が弾みました。同じく途中退社をして、大分で先生をやっているデザイナーだったイケベ君とも電話で話せたし…。

楽しい夜でした。
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by dairoku126 | 2013-09-28 16:04 | 友人 | Comments(0)

「ジョン・マン」

e0171821_11315630.jpg高知出身の作家・山本一力が郷土の英雄ー中浜・ジョン・万次郎ーのことを、「小説現代」に丹念に書き続けているシリーズのうち単行本として既に発売されている<波濤編>、<大洋編>、<望郷編>の3冊を読みました。
いやぁ、なかなかの力作です。
この3冊を費やして、ジョン万次郎の幼少期から漁に出て黒潮に流され、鳥島で漂流生活を送っているところをアメリカの捕鯨船ジョン・ハウランド号に救助され、捕鯨船で働きながら徐々に言葉を覚え、捕鯨船の母港ニューベッドフォードまで辿り着くところまでですからね。
これから先、どれほどの大河小説になるのか見当もつきません。

ちなみに「ジョン万次郎」というのは、井伏鱒二が『ジョン萬次郎漂流記』で直木賞を獲った時に広まった呼称で、それ以前は用いられてないとか。
「ジョン・マン」というのは、ジョン・ハウランド号にちなんで船員達からつけられたもの。

幕末の土佐出身の英雄といえば坂本龍馬と誰もが思うでしょうが、その龍馬が龍馬たる人物に育つ上で大きな影響を与えたジョン万次郎を抜きにしては語れません。
また、幕末史を語る上でもジョン万次郎抜きでペリー提督の黒船に対処できたかどうか?
日米外交史の幕開け時点で、アメリカで教育を受け、アメリカを知る唯一の男が日本に戻ってきていたというのは奇跡のようなことなのかもしれません。
高知出身者として山本一力が、ライフワークのように書き出したのは納得の行くこと。

物語の書き出しの舞台が土佐では無く、ニューベッドフォードで出港を控えたジョン・ハウランド号のホィットフィールド船長と捕鯨船の投資家二人のビジネス交渉(なぜ太平洋まで鯨を捕りに行くかも含めて)から始まるのも、いままでの時代小説とはまったく違います。この船長の人物と考え方を緻密に描くことにより、彼が指揮を執る捕鯨船の雰囲気や彼に選ばれた船員達の人となりも分かり、救助された万次郎達が人種差別を受けること無く、船の一員として成長して行く課程も極めて納得の行くものに仕上がっています。

それにしても、土佐の「男」というのはカラッとした良い男ばかりですね。
龍馬もそうですが、やはり黒潮に面した土地柄だからなのでしょうか?

あー、早く続きが読みたい!
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by dairoku126 | 2013-09-27 12:14 | | Comments(0)

台風20号

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台風20号の波を味わっておこうと、七里ヶ浜に行って来ました。
予想に反して、思っていたよりもサイズがない!
というか江の島を挟んで、三浦半島寄りは全体にうねりが入ってこないのか、小さめ。
鵠沼から西湘にかけては、しっかりと入っていたようでサイズがオーバーヘッドというところばかり。西湘バイパスは、通行止めになっていたようです。
上の写真が、セットの波。ワイド気味で、サイズはアタマ程度。
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セットの合間に入ってくる波の方がカタチが良くて、乗っていて楽しめました。
レギュラーの逃げ切れる波を掴んで、ウハウハな一本でした。
上がって話をしていたら、台風の前に前線が出来てしまったから、波はあまり入ってこないのじゃないか、という情報。
確かに天気図を見ると、伊豆半島から東側に前線が台風の前に出来てしまっている。
この前線にブロックされて、波が入らなくなってしまったのかも?
明日に予定されている"Inamura Classic"は、出来るのでしょうか。
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お昼を食べた後は、オーシマ君のシェープルームを訪問。昔話に花が咲きました。
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彼のシェーピングマシンには、ここを訪れた名シェパーのサインがズラリと並んでいました。
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by dairoku126 | 2013-09-25 17:28 | 波乗り | Comments(2)

北風が、強すぎて…

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今日の練習は、北東風が強すぎたので川に入りました。
海に出てしまうと、どこまで沖に流されるか分からないほどの強風。
しっかりと、タイミングを合わせて漕ぐ練習を行いました。
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台風20号が近づいて来るので、またも台風避難。
2艇を東浜に、残る4艇はアマ&ヤクを外して、ラックに乗せて…。
この高さまで波が来ることは、まずあり得ません。万が一にも、来たら片瀬から鵠沼一帯は、すべて浸水してしまうでしょう。
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男子のモロカイ・チームはスプレイ・カバーを着けての練習。
こちらも、あと3週間を切りました。

女子のモロカイ海峡横断レース"Na Wahine O Ke Kai"は、日本時間の今朝にスタート。
先程、7時間16分58秒でゴールしたようです。全体で33位、オープンクラスで24位。
Team Enoshima Japan、頑張りました。エライ!
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by dairoku126 | 2013-09-23 13:49 | アウトリガー | Comments(0)

この写真に、ダマされて…

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台風19号のうねりが届き始めました。
今日は、カヌーの練習がないので波乗りに行こうと、近隣のサーフショップのサイトで波の具合を調べたら、上の写真が…。
このところ、潮が引いてきた方がカタチが良くなるので、9時半頃からスタート。
USAサーフの信号で待っていると、店長から「無法者が多いから気をつけてください」と。
ところが、ビーチに着くと、無法者には会いませんでしたが…
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セットの波は、すべてワイドなダンパー。合間には、時々カタチが良い波がある。
セットの間隔が長いので、ゲッティングはラクでしたが…。
引いてくるに連れて、逆にすべての波がワイド気味になってきました。
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余りにも面白くないので、場所を変えようと、ユニオンの前に移動。
こちらも、セットの波は殆どがワイドなダンパー。その中でも、たまに逃げられる波が…。
それにしても、西浜方面は駐車場が多いので、激混み。
テイクオフしようとすると、ひとつの波に8人くらいがパドルをしている。
しばらく様子を見ていると、パドリングはするものの乗り損ねるサーファーが多い。
気にせずにテイクオフして遊んでましたが、こちらもカタチがどんどん悪くなってきたので11時過ぎに上がりました。どうやら、今日は潮が上げているときの方が良かったみたい。

この次の台風20号の進路は、サーファーにとっては理想的な進路を辿るようなので、今週末あたりがまた激混みになるのかな?

<御礼>
一昨日に、ブログの累計PC訪問者数が(PC以外の数字は、有料なので見ていませんが…)10万人を超えました。この数がブログとしてどれほどのものかは分かりませんが、それでもビックリです。レポートを見ていると、過去のものに遡って見ていてくださる方も多いようです。
このブログを始めて5年半ほど。お付き合いくださった方々に、お礼を申しあげます。
また、これからもよろしくお願い申しあげます。
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by dairoku126 | 2013-09-22 13:30 | 波乗り | Comments(0)

今日も、早よから…。

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東浜に置いてあったカヌー6艇を西浦まで、戻しました。
今朝、5時半に集まったのは15人かな?とりあえず、全員で6艇を波打ち際まで運び、タイヤなど避難用に持ち込んだ備品を積み込んでから、漕いで西浦を目指します。
1艇平均2・5人ですが、生身の人間なので3人組と2人組に…。
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僕は2人組だったのですが「恐怖の橋桁くぐり」も無事に済み、西浦沖で待機。
順番に西浦に入っていきました。
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二人だと、なんかカヌーがガランとして淋しい感じ。

再び、全員で所定の位置に6艇を納めてからカヌーの水洗い。
強い風に吹かれていたので、とんでもないところまで砂が入っています。
それでも、すべて終わったのが7時前。思った以上に作業が捗りました。
しばらく晴天が続くので、カバーをかけずにカヌーを乾かしておく予定です。
これで避難状態も終了。

それにしても、朝夕がめっきり涼しくなりました。
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by dairoku126 | 2013-09-19 09:58 | アウトリガー | Comments(0)

朝も、早よから…

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もう一つの台風18号の"置き土産"西浦にドッと溜まったゴミを片付けないと、避難したカヌーを戻しても置き場が無い。
ということで、今朝は5時半集合で西浦清掃。
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今回の台風、勢力はそれほど強くならなかったけど、波の高さはあったようです。
この流れ着いたゴミのところまで波が来ていたのですから、海面からは3m以上かな?
カヌーを避難しておいて、ホントに良かった。

早朝にもかかわらず、20人以上が集まりました。
まさに人海戦術で片付けて行ったら、1時間半後には下の写真ほどには片付きました。
ビンや缶、ペットボトルだけでゴミ袋20個以上!それだけ川に捨てられていた?
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ここで会社に行かなければならない人達は、終了。ご苦労様でした。
この後も、さらに写真奥の藪を刈ったりしてカヌー避難以前より綺麗な西浦になりました。

明日も、5時半集合でカヌーを戻します。
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by dairoku126 | 2013-09-18 17:14 | | Comments(0)

台風18号の置き土産。

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昨日の夕方から空気が入れ替わり、爽やかな一日。まさに、台風一過という天気です。
グチャグチャだった波も、夜から吹き始めたオフショアで整ってきました。
その分、サイズダウンしましたが…。

ということで、今朝は波乗り。
鵠沼では、最大のセットで肩~頭、場所によっては胸~肩というところ。
当然、胸~肩の方に入りましたが…。
オフショアが強く、ショートジョンを着ていったのですが、少し肌寒いかな?という感じでしたが、海に入ってしまえば水温がまだ高く、大丈夫でした。
結構、ロングスプリングを着ている人が多かったけど…。
潮が引くと共に、サイズはさらにダウン。その分カタチが良くなってきました。
充分に逃げられる波ばかりを選んで、1時間半ほど。
上がった時は、陽光がさらに強くなっていて、肌に温かさが気持ち良い!

明日は、さらにサイズダウンしてしまうのでしょうね。
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by dairoku126 | 2013-09-17 11:29 | 波乗り | Comments(0)