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追悼! シダー・ウォルトン

月曜日のLezardで演奏の合間に話をしていた時にベースのジーキマがFacebookを見ながら、「シダー・ウォルトンが亡くなったらしい…」との発言。N.Y.時代の友人がアップしていたらしいのですが、さすがに日本のメディアを探しても、まだ出ていない。
やっと、昨日になって訃報が新聞に出始めました。79歳かぁ。
ということは、かなり若い時から第一線のジャズ・ピアニストとして活躍していたんですね。

まぁ、どちらかというとスター・プレイヤーというよりは"芸達者"なバイ・プレイヤーという印象が強いピアニストですからね。その代わり、時代を画したバンドには参加しています。
アート・ファーマー&ベニー・ゴルソンの"ジャズテット"、アート・ブレイキーの"ジャズメッセンジャーズ"、ボーナス・トラックの方でしか参加してませんがコルトレーンの"Giant Steps" にもトミー・フラナガンに変わって参加しているようです(僕は、レコードしか持ってないので、聴いてませんが…)。
YouTubeで探すと、いろいろな人と演奏しているのが分かります。
ちょっと、予想外の組み合わせがあったので、こちらにはそれを…。
ゲーリー・バートンとのセッション、ヨーロッパでの演奏のようですね。
ベースのマーク・ジョンソンが、まだ若い!自分の名前を冠したブルースです。
合掌!
    
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by dairoku126 | 2013-08-21 09:06 | 音楽 | Comments(0)

「恋しぐれ」ー葉室 麟ー

e0171821_9483844.jpg直木賞を獲ってから、執筆依頼が多いのか、立て続けに新刊を出している葉室麟ですが、これは旧作の文庫化。

老境に差しかかった与謝蕪村の恋を中心に、当時京都で親しくしていた円山応挙上田秋成、さらに自らが率いていた俳諧の夜半亭一門の人々が絡む短編を連ねて、ひとつの大きな流れを描いたもの。

それにしても、この「天明」という時代は他にも池大雅伊藤若冲と錚々たる画家が画業を競っていたのですね。
まさに百花繚乱の時代です。
当時、文人名鑑「平安人物志」の画家では、応挙が第一位、続いて若冲、大雅、蕪村という順位だったとか。

師の京都・祇園の妓女との老いらくの恋に、夜半亭一門の長老達は「妻も子もあるのに…」と冷淡だったようですが、蕪村の心に沈潜した思いは静かに燃えるばかり。
とはいえ、俳諧の一門の長老達というのはパトロンである大商人とか、夜半亭主人の座を狙う高弟達も含まれ、表面上はやむなく恋を断念しようかと煩悶する。
武士の一途な恋を描いた「いのちなりけり」とは違う恋のものがたり。

兵庫の大商人「北風家」という大パトロンが出てきますが、この北風家というのは司馬遼太郎「菜の花の沖」にも廻船問屋として主人公を援助していたような…?
ー閑話休題ー
祇園の妓女との恋を描いた第一章「夜半亭有情」から7篇の短編で、蕪村の娘・くのの恋心、蕪村の弟子・月渓(後の松村呉春)の恋心、蕪村の友人・円山応挙の恋心等、蕪村と蕪村に関わる人々の多彩な恋心が、作者独特の静謐な文章で描かれています。
それも、蕪村が残した俳句をヒントに、これらの恋を創作していくという凝ったもの。
特に最後の蕪村の死後に明かされる蕪村の秘めた想いが明かされる「梅の影」が素晴らしい。
清潔な文章で、淡々と描かれる恋の数々に清涼感を感じました。

こちらで、立ち読み出来ます。
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by dairoku126 | 2013-08-20 10:43 | | Comments(0)

残暑の気配も…

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湘南新宿ラインが武蔵小杉と大崎の間で、なぜかストップ。
それも停車位置が悪かったようで、車内の照明と空調が切れる!なんてことが起きました。
這うように少しずつ前進して、回復しましたが…。

と、出だしからして波乱含みの代官山でしたが、演奏の方は意外と好調。
暑さにめげず、練習した甲斐もあるというものです。

対バンドは、久々のチャン・リー・ホの"エヴァンス"トリオ。
ササやんのベース、パンチョのドラムスとベース&ドラムスが"スウィング"トリオとは変わります。こっちのトリオも長年のコンビネーションが心地よい。
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こちらも常連。テッちゃんのピアノとエディのベースのDuo。
"How about you"と、もう1曲(帰るまでは覚えていたのに)を聴かせてくれましたが、テッちゃんのスタイルが、さらに洗練されてきたような…。
みんな、どんどん上手くなっている!

僕も、昨夜初めて来店されたロシア系の女性にギターを褒められて、ちょっと嬉しかった!
こんなこと直接言われたの、初めてです。
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by dairoku126 | 2013-08-20 09:47 | 音楽 | Comments(0)

昨日よりも、風が強くて…。

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昨夕から風が上がり始め、一晩中吹いていました。
おかげで、涼しい風が吹き抜け、ロンTを着ていてもガーゼのブランケットにくるまっていないと寒いほど。グッスリと眠れました。

上の写真ではハッキリとはしていないのですが、久しぶりに富士山までボンヤリと…。
この風の中でのステアリングは、覚悟はしていたものの結構振られる、振られる。
KONAに向けての練習も、あとわずか。とにかく、慣れるしかない。
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沖に出ると、休んでいる間にカヌーの向きが風でアッという間に変わってしまいます。
沖に向けて止めたはずが、すぐに90度くらいはバウ(船首)が回ってしまうので、向きをコントロールしてなければならず、休んでいる場合じゃない。
風上からのダウンウィンドは、2本目の方が良く走ったかな?
こちらも、コントロールが大変でしたが…。

でも、風の中の練習ができて良かったのかも?
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by dairoku126 | 2013-08-18 13:11 | アウトリガー | Comments(0)

暑さに、負けず…。

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一昨日、昨日と風があったせいか、ホンの少しだけ凌ぎやすくなっていますが…。
それでも、あぢ〜! 朝の6時過ぎだというのに、30℃近くに気温が上がっています。
ということで、体調を考えて今日のKONA練は練習会の時に、我々だけ別メニューで行いました。ウォーミングアップの後、烏帽子岩周回のノンストップ・パドル。
ちょうど今日は、こちらの方向に向かうのが、KONAの風向きと同じになります。
途中で、水かけ(暑い時に3番と5番がそれぞれ前の人に水をかける)や給水の練習も兼ねています。これは、2時間半を超えるレースでは、必要なテクニック。
とにかく、風上に向かいたがるカヌーの特性を押さえながら、真っ直ぐに走らせるのは最低限のステアの仕事になります。だけど、これがムツかしいんだよな。

とにもかくにも、1時間15分でスタート地点まで、戻ることが出来ました。
本番のレースは、この倍以上ですからバテたなんて言ってられない。
でも、ハワイの方が絶対に涼しいので…。

明日も、暑そうですね。
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by dairoku126 | 2013-08-17 11:32 | アウトリガー | Comments(0)

合掌、高碕一郎さん。

オールナイトニッポンの初代パーソナリティを務めた高碕一郎さんが、82歳で逝去されたとのこと。もっと、年上の方だと思っていました。
僕がティーンエイジャーだった頃、ラジオやテレビで「洋楽番組」といえば高碕一郎さん、湯川れい子さん、大橋巨泉さんといった面々が司会を務めていました。
その後、星加ルミ子さん、木崎義治さんも登場して来ましたが…。
本当に「洋楽」の世界へのナビゲーターという感じの存在でした。

中でも、高碕一郎さんはサーフミュージックがはやり始めた頃に、「サーフビート」というサーフ・ムービーの映像に、サーフミュージックを流すという特異なTV番組のDJを務めていたので、僕等の世代のオールド・サーファーにとっては特別な存在になっていました。まぁ、あまりサーフィンのことを知らなかったようで、時々トンチンカンなことも言ってましたが…。
この番組を見て、サーフィンに取り憑かれた人達も多いようです。

この「サーフビート」という番組、YouTubeなどいろいろ探しましたが痕跡すらありません。
この番組で良く流れていたのが、Otis Reddingの「Sitting on the dock of the bay」
大好きな曲でした。 合掌!
    
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by dairoku126 | 2013-08-16 09:15 | 音楽 | Comments(0)

「あの戦争と日本人」半藤一利

e0171821_983034.jpg終戦記念日なので…。
「昭和史」「幕末史」と語り下ろしてきた歴史探偵・半藤一利が、やはり語り下ろしのカタチで書いた本が、7月に文庫になりました。

日露戦争から昭和の無謀ともいえる太平洋戦争への道筋が、もの凄く分かりやすく、アタマにスッと入って来ます。
さすがに、名編集者として名を馳せただけのことがある。

冒頭で、文藝春秋に入社して坂口安吾の担当となり、彼の下で権力側によって書かれた「歴史」=「正史」の危うさや、それに対する見方などを叩き込まれたことが書かれています。
その時から、「歴史」に対する視点を基本に、編集者として司馬遼太郎や松本清張といった巨匠にも堂々と渡り合ってきた半藤さん。今回の本でも、僕にとっての様々な新発見(?)がありました。

執筆意図などについては、こちらにインタビューがあるので、興味のある方はどうぞ!
なお、こちらで立ち読みできます。

この本を読んでいて、やはり明治の日露戦争まではリアリズムを持った為政者や軍人や外交官までが、熟考を重ねて「戦争」にと踏み切ったことが分かります。
その当時のトップに居たお歴々は、維新の闘いから西南戦争を経て、自分達が「国」を築いてきたという自覚があったから、自分達の実力も、国力も正しく掴んでいたのでしょうね。
開戦と同時に、アメリカのルーズベルト大統領とハーバードで学友だった金子堅太郎を派遣して、いざという時の講和の調停者になってもらうようにアメリカに働きかけています。
実際に、陸海ともに大戦果を挙げた時点で講和会議に持ち込んでいます。
そうして、アメリカの調停の下で「勝利」を国際的に認めさせている。

問題なのは、この後です。
この戦争で愚将、凡将と言われた将軍や参謀達にまで薩長のバランスをとる必要上、授爵して華族にしてしまった。この論功行賞により、ちゃんとした戦史を作ることが出来なくなってしまった。華族を批判することなんて、出来ませんから…。
その時点から「日本帝国」が「大日本帝国」と国名を変え、「大日本主義」ともいえる思い込みや勘違い、幻想の下に国を運営し始めて行く。まさに、夜郎自大。

その結末が、「八紘一宇」「鬼畜米英」となって日本の歴史で初の敗戦に導いて行くことになる。昭和天皇が、悲痛な決意と共にポツダム宣言を受諾するように働きかけなかったら、どうなっていたのでしょう?「大日本主義」という幻想は、幻想でしかありません。

それを象徴するような昭和天皇から皇太子(現・天皇)に宛てた手紙があります。
日付は9月9日、マッカーサー元帥に会ったのが9月27日ですから、その直前に疎開先に出されたもののようです。

『手紙をありがとう しっかりした精神をもって 元気で居ることを聞いて 喜んで居ます
(中略)
敗因について一言いわしてくれ

我が国人が あまりに皇国を信じ過ぎて 英米をあなどったことである
我が軍人は 精神に重きをおきすぎて 科学を忘れたことである
明治天皇の時には 山県 大山 山本等の如き陸海軍の名将があったが 今度の時は あたかも第一次大戦の独国の如く 軍人がバッコして大局を考えず 進むを知って 退くことを知らなかったからです(後略)』

A級戦犯が合祀されてから、昭和天皇が靖国神社に行かなくなった理由もここにあるような…
そんな思いを踏みにじるように、またぞろ靖国へと靡く政治家達を見ていると、この人達は「歴史」に学ぶことなど夢にも考えない亡国の輩としか見えません。

「強い国」から、「賢い国」へと舵を切る方が、この国には似合うと思うんだけどなぁ。
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by dairoku126 | 2013-08-15 09:09 | | Comments(0)

一房の葡萄。

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なんか、白樺派のようなタイトルですが…。

去年の台風時の潮風で、こっぴどくやられ、半分枯れかけてしまったと思っていた葡萄の木が一房だけ果実をつけました。ぽつんと一粒だけというのも、他に2~3個。
冬から春にかけて、ダメになったと思われる枝をすべて落としてやったのが、良かったのでしょうか?今年は、強い潮風が吹いても例年と風向きが違うようだし…。
このまま、回復して行ってくれることを望むだけです。
前の家に植えてあった時は、たわわに実をつけていた葡萄の木なんだけど、なぁ。
下に落ちた完熟した葡萄の実を、ウェンディがテラスを歩き回っては探して居たっけ。
この一房は切り取って、ウェンディの写真の前に一晩置いた後、食べてしまいました。
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強い潮風が吹かないことが影響してか、メドウセージも元気です。
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アブチロンも、カズラも元気なのは良いのですが、我が家からは見えない方向にばっかり伸びて行く「恩知らず」な奴らです。毎朝、タップリと水をかけてやっているのに…。

昨日の夜から、風が涼しくなり始めました。
今日も良い風が家の中を吹き抜けて、暑いには暑いけど昨日までとは随分と違います。
「普通の」夏の日に戻ったような…。期待しすぎると、裏切られるかな?
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by dairoku126 | 2013-08-14 15:03 | 季節 | Comments(0)

昨夜は、豪雨警報発令!

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渋谷駅新南口を出て、Lezardに向かおうとしたら雨がポツリ!
iPhoneの防災情報も同時に鳴って、港区は豪雨警報が発令されたとのこと。
駅を出てすぐのコンビニに飛び込んで、ビニ傘をゲットして歩き始めたら、傘に当たる雨音がうるさいほどの降りになってきました。

Lezardに着いて、演奏開始。
新曲の"Who Cares?"と"Nica's Dream"などを演りました。
対バンドのチャン・リー・ホのトリオのメンバーが雨で電車が遅れたとのことで、なかなか来ない!ということで、いつもより長めに演奏したのですが…。
駆けつけて来た大徳君が居たので、変わってもらって彼のソロ・ピアノ。
"Sophisticated Lady"なんて難曲も、流石にプロですね。素敵でした。
この曲は、メロディは美しいので聴いてる分には良いのですが、実際に演奏するとなるとホントに難しい。アドリブなんてどうすりゃ良いの?という曲です。
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大徳君のピアノの後に、まだメンバーが揃わないというので、さらに我々で2ndセット。
演奏が終わる頃には、チャン・リー・ホのトリオも揃ったので、交代。
いやはや、こちらも流石です。
選曲が良いんだよね、このトリオは…。リズムのメリハリもパキッとしてるし。
ベースの中野さんは、さらに快調なプレイ。勉強になりました。

帰りには、雨が止んでいたのですが、鵠沼海岸の駅を降りたら、再びポツリ!
そのうち、豪雨に近い降りになりました。
なんか、行き帰りに猛烈な雨の一夜となりました。
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by dairoku126 | 2013-08-13 09:15 | 音楽 | Comments(0)

ウォーター・チェンジ

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大島に一緒に行った"爆弾娘"こと"あっちゃん"がFacebookにアップしていた中で、クルーが交代する"ウォーター・チェンジ"の様子が分かる写真があったので、お借りしました。

交代3分前くらいに伴走船を止めてから、交代クルーが飛び込んで1番から6番まで列を作るように立ち泳ぎで待ちます。そこへ、決められた時間を漕ぎ終えたカヌーが交代クルーがアマ(アウトリガーのこと)側に来るようにカヌーをスピードを落としながら寄せていきます。

交代クルーがガンネル(カヌーの舷側)を掴んだら、すぐにカヌーにカラダを持ち上げるように乗り込みます。同時に、今まで漕いで来たクルーが反対の右側に落ちます。
今まで漕いで来たクルーは、伴走船に泳いで戻り、ラダー(梯子)を使って船に戻ります。
この最後の一泳ぎが疲れるんだよな!流れが強い場所などでは、安全のために浮き輪にロープを着けたものを投げ込んで捕まれるようにしたりもしました。

F-1のピットインのように、これが瞬時に出来るようになるとレースの場合はタイムロスが少なくなるので大事なテクニック。今回のように、安全を第一にしている場合は、腕力が弱い女性が乗り込む時には前のクルーが手を貸して引っ張り上げたりもしていましたが…。
まぁ、このテクニックの習得のために、夏になると水の中でのカヌーの乗り降りとかの練習が増えるんですけど…。

腕力が弱い女性のための教則VTRが、ありました。
     
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by dairoku126 | 2013-08-12 09:24 | アウトリガー | Comments(0)