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日本代表vsアイルランド 第2戦

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世界ランキングを3位に上げたアイルランドとの、第2戦。
ジャパンのファイティング・スピリットを、存分に見せてくれた試合でした。

先週の試合では、ジョセフ監督が激怒するほど闘う姿勢を見せることが出来ず、先発メンバーを8名入れ替えたジャパン。怪我人の多かったロックにルーク・トンプソンを緊急招集。
ハーフ団を流・小倉の若手に切り替えてテンポの速い試合にできるかに注目してました。
FWは第一列をすべて入れ替え、キャプテンの堀江でさえリザーブ。
山田・福岡の両ウィング、田村を12番、松島を13番にしてスピードと経験値の高いバックス陣。さらに、6月のテストマッチで着実に進化した大学生・野口を15番とバックスはすべて日本人。ゲームキャプテンは、マイケル・リーチに指名しての背水の陣です。
小倉・松島のコンビは花園決勝の時以来ですね。

ゲーム開始早々に、素早いディフェンスからターン・オーバーして相手陣での素早い攻め。
今日は、良いぞ!と思った途端にパスミスを相手13番に拾われて、そのまま独走されてトライを奪われました。とはいえ、日本のディフェンスは粘り強かったし、前回はボロボロにされたスクラムも押し負けてはいない。
それでも、基本に忠実にボールをキープし続け、フェーズを重ねてもミスをしないアイルランドは前半だけで4トライ。日本も24分に小倉・松島の絶妙なパスが決まって松島がトライ!
これは、見事なコンビネーションだった。

後半は、両軍ともディフェンを頑張り、20分過ぎまで得点が入らないという互角の勝負。
後半開始早々に、日本が攻め込んでトライ!と思ったらTMOで流が相手反則によりノッコンをしていたのでノートライ。それでもペナルティからの相手ゴール前のラインアウトで変わったばかりの堀江がスローインを合わせることが出来ずに相手ボールに…。
攻めてはいても、なかなか主導権を取れない。
22分に攻め込んだときに、山田が飛び込んで13-28。
その後も、相手ゴール前で果敢に攻めたのですが…。
ここで1本取って点差を詰めることが出来れば、さらに面白い展開になったのに。

結果としては、まだまだ相手との埋めなければならない差は大きい。
それでも、課題は実にハッキリしたし、このテストマッチで若手が競合相手の経験値を高めることが出来たのは収穫でした。15年W杯組との意識のギャップも、経験することによって埋めることが出来るだろうし。
突破力に優れた5番のウベ・ヘル、8番のマフィが通用することも分かった。
なによりも、ルークがカラダをもって模範を示してくれたからね。

敗れたとはいえ、感動的な試合でした。


by dairoku126 | 2017-06-25 21:41 | ラグビー | Comments(0)


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