シンガポールでの準ホームゲーム。
相手のストーマーズは、開幕から連勝を続けているチーム。この相手に、どう闘うか?
昨年は、シンガポールで同点の接戦を演じているだけに、期待が持てました。
前半は、その期待通りに互角の闘いぶり。
相手のミスも多かったし、そのミスにつけ込む闘いが出来ていました。
PGで先制されても、すぐに素早い展開でトライを獲り、前半25分で14点差をつけるほど攻撃でのコミュニケーションが取れていた。
惜しむらくは、前半30分過ぎに戦術を変えて「力攻め」に転じた相手の攻撃を食い止められなかったこと。このトライで、相手を乗せてしまった。
後半開始早々に、福岡の快走からカーペンターのトライで再び11点差に突き放した時には「今日は行ける」と思ったのですが…。自陣に攻め込まれた場面でスクラムからのトライだったし、相手のディフェンスが薄いところを突くことが出来たしね。
ただ、この後からストーマーズは徹底してモールなど「力攻め」に切り替えます。
いやぁ、フォワードのみならずバックスまで、真っ直ぐに突っ込んでくるような迫力の攻め。
必ずゲインを切って、ジワジワとゴールラインまで前進して来るのは凄い!
この攻めに体力を奪われたようで、次々に選手を交代したものの、徐々に追いつかれ、逆転されてしまった。同店を狙った比較的イージーなPGを初先発の小倉が外してしまったのも、痛かった。それまで、難しい角度のキックを決めていたのに…。
今度は焦りから攻めが単調になり、またハンドリングエラーなどミスを連発して、ますます相手に突き放されたのは連戦の疲れでしょうね。
両軍の選手が次々に足を攣るのを見ても、湿気の多いシンガポールでの試合の過酷さを感じました。福岡が足を攣ったのなんて、初めて見た。
これで、次の週はサンウルブスはお休み。
4/8に秩父宮でブルズとの対戦です。