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このところ、奥さんが聴いているせいか午前中にラジオを聴くことが増えました。特に「ジェーン・スー」の番組を聴いていると音楽が70年代後半から80年代の洋楽がかかることが多い。昔はラジオのリスナーは主婦かドライバーということもあり、歌謡曲がかかることが多かったのに…。 毎日のように昔の洋楽を聴いていたら、たまらなくレコードを聴きたくなりました。ということで、選んだのがこの1枚。J・D・サウザーの「You're Only Lonely」J・D・サウザーにしてはポップなサウンドのもので、新しいコンセプトのバンドを結成して出した1枚です。プロデューサーの名前は、J・Dになっていますけど、参加しているミュージシャンの顔ぶれを見ているとピーター・アッシャーの存在がムンムンと漂ってくる。そして、こちらのインナー・スリーブにミュージシャンの名前が列挙されていますが”Peter”とだけありました。ファーストネームだけの人は他にも居て”Glenn”とか”Don”なんてのはThe Eagles”のグレン・フライやドン・ヘンリーでしょう。レコード会社との契約の関係で名前がクレジット出来なかったんだろうね、きっと。他のミュージシャンもピーターがプロデュースしていたリンダ・ロンシュタットのスタジオ・メンバーとほとんど同じ。 かつては聴き込んだレコードだけに曲の合間に入るスクラッチ・ノイズが「音楽を聴いている!」という感じにさせてくれました。レコード育ちの僕たちの世代は、やはりスクラッチ・ノイズも音楽の要素として刷り込まれているのでしょう。 大枚をはたいて買ったデジタルのアナログ・プレイヤーが、電源部分の回路が不調のせいか突然に電源が切れるなんてこともありましたが、再びスィッチを入れ直して、A面・B面を聴き通しました。やはり、CDとは違うアナログの良さがあるんだよね。ジャケットだって、これだけの面積があるから出来るデザインというのもあるし。 この時代の録音スタジオでは、録音機にはデジタルの多チャンネル録音機が出回り始めて居たけれど、最終的な仕上げはあくまでもアナログですから…。倍音もカットされてないから、アコースティックな感じがどこまでも伸びていくし。最近、レコードが注目されているらしいけど、やはりアナログの魅力というのは捨てがたい。
by dairoku126
| 2016-10-05 13:05
| 音楽
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年金サーファーの お気ラク鵠沼生活誌
by dairoku126
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