サンウルブスの第2戦。
スーパーリーグに所属する時の条件として第2ホームとして設定されたシンガポールでの試合となりました。屋根が開閉する立派なスタジアムですが、観客が8800人と少なかったので、空席ばかりが目立っている。
それでも前半は、サンウルブスのペースで試合が進む。
攻撃のリズムが良く、ディフェンスもしっかりと機能して相手のチャンスを作らせない。
スクラムは互角以上、ラインアウトが不安定だったのが気にはなりました。
結局、山田が3トライ、堀江が1トライと28-13で前半を折り返して終了。
後半になると、開幕から2連敗している相手が必死に反撃を開始。
まず、スクラムの第1列をそっくり入れ替えて来ました。
これで押し込めていたスクラムの優位が逆転。すこし浮き足だったように思えました。
ディフェンスも後手後手に回り始めて、穴ができるように…。
特に相手のスタンオフに良いように切り込まれたのが大きかった。
体系的にキレの良い走りをするように見えないのですが、実に鋭い走りをする。
次々にトライを奪われて、点差を縮められ、残り10分のところでNo.8がシンビンとなり、逆転のトライを許してしまいました。この1点差のまま終了、初勝利はお預けに…。
詳しい試合結果は
こちら。
悔やまれるのは、後半に2本のPGを外したこと。
こうしたハイレベルな戦いでは、PGは大きな意味を持つことが良く分かりました。
それと、言いたくないけど後半は相手側有利な判定が増えたような気も…。
南アのカンファレンスに所属しているから、南アのレフェリーが笛を吹くのは仕方が無いんですけどね。
それでも、このチームが十分にやっていけることを証明した試合でした。
では、山田の最初のトライを…。