今年の明治の強さは、本物ですね。
途中までは、早稲田が勝ってもおかしくない展開に見えましたが、とても冷静に早稲田の攻撃を封じていました。明治らしくないと言えば、明治らしくない。
まぁ、試合を通して早明両校のイメージをひっくり返したように、明治が鮮やかなバックス攻撃でトライを獲るのに対して、早稲田のバックス陣は無理に縦に出ようとしてディフェンス網の餌食になっていた。早稲田がトライを奪ったのはFWのモール攻撃ばかり。
明治のウィングが日本代表の藤田君をかわして奪ったトライは見事なものでした。
そして、後半追いすがる早稲田を振り切るようにペナルティを得ると、PGで8点差に開いておくという判断を下した中村主将の判断。これで早稲田にど真ん中にトライされても、まだ1点差という精神的な優位さを保っていたから、最後の早稲田の怒濤の攻めをペナルティを犯すことなく守り切れたのでしょう。
明治の大学選手権への課題は、ラインアウトとモール攻撃に対する防御でしょう。
さてさて、慶応対青学の試合は、TV中継もなくネットで試合展開を確認しながらの早明戦の観戦でしたが、前半終了時は青学に20−17でリードされる始末。
後半にやっと自力を発揮して51−20で勝ったようですが…。
これで来週からの大学選手権第2ステージの組み合わせが決まりました。
慶応はグループCの「死のグループ」同志社、筑波、大東大との組み合わせ。
同志社、大東大には勝てるとは思いますが、筑波はシーズンはじめの筑波じゃないし。
まぁ、今年も正月越えは対抗戦グループの4チームになるとは思いますが…。