人気ブログランキング | 話題のタグを見る

WBC:決勝ラウンド

WBC:決勝ラウンド_e0171821_13554687.jpg
今回のWBCは、「カリブ海旋風」が吹き荒れた大会になりましたね。その中心に居たはずのキューバが2次ラウンドで姿を消してしまったのは意外でしたが…。
まぁ、オランダとはいってもカリブ海のオランダ領の島々の選手がほとんどですから。

そして決勝は、日本の3連覇の夢を打ち砕いたプエルトリコとオランダを降したドミニカが対戦。この両チームは、1次ラウンドでも、2次ラウンドでも、そして2次ラウンドの順位決定戦でも対戦していました。結果は、ドミニカが3勝0敗。
WBCのような試合形式だと同じチーム同士の対戦が重なることが多くなるのは仕方がないのかもしれませんが、前回・前々回での日本vs韓国の因縁の対決を想い出しました。
前評判通り、決勝でもドミニカが勝って、史上初の全勝優勝!と、圧倒的な強さを見せつけてくれました。メジャーリーガーを数多く輩出しているだけのことはあります。

日本は、プエルトリコのキャッチャーにまんまとしてやられましたね。
日経に権藤博書いていましたが、モリーナというメジャー屈指のキャッチャーの存在感が光っていた…と。ピッチャーからボールを受け取ると、すぐにピッチャーに返し、同時にフラッシュサインを出して、直ぐ投球動作に入らせる。日本の野球は、そこら辺の「間」がユッタリとしているので、日本の打者は考える間もなく、投手に立ち向かわなければならない。
その時点で、すでに受け身に立たされていました。

どこで読んだかは忘れましたが、プエルトリコの投球動作の間隔は11秒、日本のは18秒だったとか。この7秒の差が、日本の打者に自分のスィングをさせなかった要因だったと。
ちなみに井端が「間」を取ろうとタイムをかけたら、相手のピッチャーが投球動作に入っていたので球審は認めず、そのまま投げたボールをストライクに取られたシーンがありました。
やはり、国際試合は球審との闘いでもあったのですね。
それにしても、8回のダブルスチールというサインはどうだったのかな?
押せ押せムードになってましたからね、阿部に素直に打たせた方が良かったような気もしますが…。それでも、メジャー選手抜きで準決勝まで行ったのは立派でした。
by dairoku126 | 2013-03-20 14:51 | スポーツ | Comments(0)


<< 春の準備 やっと、春分だというのに… >>