歌手の
パティ・ペイジさんが1日に85歳で
亡くなられたとのこと。
1950年の「
テネシー・ワルツ」の大ヒットが有名ですが、他にも「モッキン・バード・ヒル」とか50年代から60年代にかけてヒット曲を連発、アメリカのスタンダード・ポップスの代表的な歌手としてアメリカ人に親しまれた歌手です。
「テネシー・ワルツ」は、ミリオンセラーならぬ10倍の1000万枚を売ったというのですから、いかに彼女の歌が好まれていたかというのが想像できます。
日本では
江利チエミが1952年に「14歳の天才少女」としてレコードデビューをこの曲で飾ったのですが、実はその時には15歳になっていたので、このキャッチコピーを嫌がったとか。
僕が生まれたのが1949年ですから、どちらも憶えている訳はないと思うのですが、ものごころ着いた頃には何故か聴いていた覚えがあるんですね。
多分、姉が聴いていた洋楽のラジオ番組を聴くとはなしに聴いていたんでしょうが…。
湯川れい子さんがDJをやっていた「ユア・ヒットパレード」なんてラジオ番組はいつも待ち焦がれるようにして聴いてましたから。その頃は、時代がゆったりとしていたせいもあり、今のようにヒット曲が目まぐるしく変わるということも無く、自分が聴きたい曲をリスナーがリクエストしていたのでしょう。「
エデンの東」という映画音楽の主題曲が3年間もトップに君臨するなんてこともありましたから。良い時代でしたよね。
それはともあれ、パティ・ペイジが享年85歳というのには、ちょっと驚きました。
もっと、上かと思っていたので…。
合掌!