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老い支度ーその2ー

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前回に続いての第2弾。子供部屋のロフトに置いてあるものを整理しました。
勿論、捨てるか、捨てないかは子供たちにちゃんと聞きましたけど…。

実は、この前にも本棚にあった世界文学全集をゴッソリと出したんですけどね。
本を捨てるのは、気分的にとってもイヤなんですが。
それにしても、中学生・高校生の時に訳も分からず片っ端から読んだのですが、あのエネルギーというのは何なんでしょうね?「若さ」としか言い様がありません。
挫折しかけては、また読む。ただ、読み終えた!という実感というか、見栄のために読む。
トーマス・マン「魔の山」とか、トルストイ「アンナ・カレーニナ」なんてのも、まさに読み終えるために読む!ということだけで読んだような気がしています。
それも、後になって考えると必要なことだったのでしょうが…。
実社会で「役に立つ」なんてことは、まったくありませんでしたけど。
それでも、本を読んで考えるということは大切なことだと今でも思ってます。

そういえば、サマセット・モームの本は、ほとんどが絶版になっているんですね。
書店に行くたびに探すのですが「雨・赤毛」「月と6ペンス」「人間の絆」以外の本は絶版になってしまったようです。「秘密諜報員」とか気の利いた短編集は姿を消してしまいました。
僕にとってモームという作家は、人格形成に結構大きな影響を与えたと思うんですが…。

ー閑話休題ー
今朝の廃品回収に、写真の荷物を出して、家の中が少し身軽になったのかな?
まだまだ、それでもありますけどね。
by dairoku126 | 2012-12-06 11:15 | 生活雑感 | Comments(0)


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