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秋分の日

昨日、9月22日が秋分の日になったのは1896年以来116年ぶりとのこと。
1896年というと、明治29年。第一回近代オリンピックがアテネで開催された年です。
日本では、6月に明治三陸地震による大津波が起きています。
8月に第2次伊藤博文内閣が総辞職、9月に第2次松方正義内閣が成立しています。
アメリカでは、ヘンリー・フォードが初の自動車の試作に成功。
また、一夫多妻制のモルモン教徒が多いため準州のままだったユタが45番目の州に昇格した。

このように春分の日に比べて、秋分の日が動くのは珍しいのですが、2012年以降は「平年は23日、閏年には22日」という年が続くようです。
国立天文台のサイトを見ると、前年の2月1日に発行される春分の日・秋分の日の日付が書かれた「暦要項(れきようこう)」が官報に掲載されることによって、正式決定となるとのこと。
地球は1年=365日をかけて太陽の周りを1周しますが、実際には「365日+6時間弱」かかります。このズレのせいで、秋分点の通過時刻は年々遅くなります。ズレを修正するため4年おきに1日増やす「うるう年」が導入されていますが、それでも秋分日が9月22日になったり9月24日になったりする年が発生します。ちゃんとした計算式は、こちらにあります。

今年は、秋分の日を境にするように気候が「夏」から「秋」に激変したような感がありますが、なんか季節がズレ始めたという気もするような…。
by dairoku126 | 2012-09-23 22:03 | 季節 | Comments(0)


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