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5年に一度の動物愛護法改正。

愛犬家の友人がブログ及びFacebookで【拡散希望】と、書いていたので…。

『今年は5年に一度の動物愛護法改正の年です。
現在、環境省が募集している動物取扱業の適正化に対する意見の募集(パブリックコメント)へ、動物やペットを愛する一人でも多くの人が、パブリックコメントを送り、本当に動物を守るための動物愛護法へ改正を求めましょう!この限られたチャンスを、一人でも多くの人に知ってもらうため、情報の拡散をお願いします!
受付期間:7月28日(木)~8月27日(土)必着 <残り9 日>』
詳しいことは、こちらへ。
パブリック・コメントについては、こちらへ。
メチャクチャなペットショップでの販売に規制をかけるため、ぜひとも御協力ください。

確かに、以前からペットショップで生後間もない仔犬や仔猫が並んでいるのを見ると、この子たちがどうなるのか?という思いでいっぱいでした。
売れ残ってしまった仔犬や仔猫たちが殺処分されてしまうことも知っていました。
現在、殺処分されている4匹に1匹(25%)が、こうした売れ残りの犬や猫なんです。

それ以前にも、30%の仔犬や仔猫がブリーダーからペットショップの買い入れ元となる競り市の間で命を落とし、生き残っても競り市からペットショップに移動する間に命を落とす子がまた一割、さらにペットショップの裏側で一割の子が亡くなってしまうとも言われています。
100匹出荷されても43匹も命を落としている計算になります。
それでも儲かるのですから、どれぐらいの原価であるかはおわかり頂けると思います。
工場のような環境で、命がひたすらに大量生産されていると思うとゾッとしませんか。
ブリーダーの質も、問題なのですが…。
僕の友人の中でも、ペットショップで買った仔犬が3週間くらいで死んじゃった、なんて話はざらにありました。

聴いた話なので確かではありませんが、ペットショップで仔犬や仔猫を販売しているのは、先進国の中では日本だけとのこと。
イギリスなどでは、ブリーダーからの直接購入でなければならないとか。
それだけ、ブリーダーの質も問われることになるし、工場生産のようなシステムでメチャクチャな繁殖をさせるということもないようです。「可愛い!」とかだけで、安易に犬を買う&飼うことが出来ないような仕組みになっているようです。

僕も、ペットショップで犬を買おうとは思いません。
大事なライフ・パートナーなのですから。
by dairoku126 | 2011-08-18 13:35 | その他 | Comments(8)
Commented by セナママ at 2011-08-18 17:19 x
ダイロクさん、ありがとうございます。私の個人的な意見として、ペットショップに卸す業者をブリーダーと呼びたくないって言うのがあります。繁殖業者(和訳しただけですけど)って呼ぶと、すごく怪しそうで、みんな買わなくなる気がしませんか?
Commented by at 2011-08-19 01:38 x
そういえば愛犬家殺人事件とか、こんなやつに愛犬家とか言うなーみたいな事件もあったよね。
イギリスはもちろん、特にスイスは犬がいつも飼い主と一緒で、テラス席だけじゃなくお店の中にも堂々と入ってきてたよ(^-^)/
躾もしっかりされてるから安心だしね。
Commented by dairoku126 at 2011-08-19 08:51
セナママさま
確かに、ブリーダーというより繁殖業者ですね。
ちゃんとしたブリーダーの方たちは、その名前を使われて一緒くたにされるので腹立たしい思いをしているのかもしれませんね。
Commented by dairoku126 at 2011-08-19 08:56
紅さま
あった、あった。日本に数頭しか居ないライオン狩り用の犬を輸入していた悪徳業者がトラブルになった顧客を殺していたやつね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/埼玉愛犬家連続殺人事件
そっちは、動物愛護の本場だから、犬たちも飼い主と一緒にどこにでも行けるのでしょうね。
Commented by HT at 2011-08-19 09:32 x
だいろく様
今日はご相談です・・
昨晩、教え子の知り合い宅に貰い手のない黒ラブの赤ちゃんが3匹いることを知り、今、迷いに迷っております。9匹も生まれて、やっと6匹はもらわれていったそうです。このお宅はもちろんブリーダーではなく、無償でということです。育てられない子犬を生ませることも無責任なことですが、きっと去勢するのも不憫に思われたのでしょう。黒ラブといえば、だいろく様だとコメント入れています。我が家には2匹の犬がおりましたが、一匹は亡くなり、今はもう老犬ですが、飼い主べったりの甘えん坊がおります。この犬のことを思うと子犬を貰い受けることの是非を考えます。飼い主がどのように接するかが、カギだと思うのですが、まだ踏ん切りがつきません。子犬のほうに目がいってしまうのはそれこそ前回のことで目にみえていますから・・・。今の犬が天授をまっとうするまでは、一身の愛情を注いでやりたいと思って暮らしているのですが、一方で貰い手を待つ子犬もいるし、と、逡巡するしだいです。ご相談、と書き始めましたが、独り言になってしまいました。
Commented by dairoku126 at 2011-08-19 10:19
HTさま
お久しぶりです。難しい問題ですね。まず、ラブは飼うのに体力が要る犬種です。
仔犬の時は、ホントに可愛いし、人間が大好きな犬なので、一緒に過ごすのには楽しい犬であることは間違いありません。とても幸せな気分にしてくれるし…。
でも、やんちゃだし、仔犬の時のイタズラは凄まじいし、飼うには覚悟の要る犬であることも同時に間違いのないところです。訓練性能も良いし、アタマの良い犬なのですが、最初の躾のところで間違えちゃうと問題犬になる場合もあります。また、ウェンディの時に痛感したのですが、大きくなると個体差はありますが25~40Kg近くになるので、老犬になったときに世話をするのに体力がないと、大変なことになります。
広島の中尾さんみたいな体力のある人なら大丈夫でしょうが…。
実は、僕もその点で新しい犬を飼うのを逡巡しているところもあります。
やはり、ラブを飼いたいとは思うものの、その子が13歳になったときには僕は75歳ですからね。ウェンディは、比較的小さめでしたが、それでも25Kgはありましたから、ウチの奥さん一人ではどうしようも無いこともありました。(つづく)
Commented by dairoku126 at 2011-08-19 10:20
HTさま(つづきです)
受け入れてもらえるかどうか分かりませんが、例えば警察犬訓練所みたいなところに相談してみてはいかがでしょうか? 盲導犬にしても、介護犬にしてもラブは多いことですし。
「きな子」のブログを見ていても、生まれた子犬はあちこちに貰われて行っているようです。
このブログで紹介した里親募集のラブ君はホクレアにちなんだhokuという名前で、飼い主と毎日海を走り回って幸せそうに暮らしていますが、やはりそれなりに問題はあるようです。
そちらの家にも、老犬が居たのですが、仔犬が来て寝たきりだった犬が一度は立ち上がったようです。仔犬の方も、その先住犬には遠慮をしていたとか。
hokuのブログをご覧下さい→http://ameblo.jp/lab-hokulea/
でも、ホントに一緒に暮らして幸せな気分を味合わせてくれる犬ですよ。
範囲を広げて中尾さんとかナオちゃんとかの知り合いで、ラブを飼いたいと思う人が居るかどうか探してもらっても良いのではないでしょうか?
お答えになったかどうか、心許ないところですが…。
P.S.
10月の中旬に西日本から九州方面に旅行に行くことになりました。
今回は、周防大島に寄ろう!と思っています。
Commented by HT at 2011-08-20 09:33 x
だいろく様
おはようございます。本当に色々なアドバイスをありがとうございます。私はすぐ感情に流されて、飼いたい、飼いたい、と言ってしまうのですが、やはり主人は冷静にネットなどで、ラブラドール犬のことを調べて、大きくなる犬だから、短絡的に貰い受けることは無責任だと言います。私たちもそんなに若くもなく、一緒に走り回って遊んであげたりもできないのに、元気なわんちゃんにとっては結局かわいそうな思いをさせてしまうことになる可能性が大です。まず、自分たちが大型犬を飼えるだけの体力と覚悟をもたなければならないとわかりました。かわいいから、好きだからという気持ちだけで動くことは無責任ですね。
10月!楽しみにしております。おぼつかないガイドかもしれませんが、ご来島の折には是非ご案内役をさせていただけたらと思っております。よろしければ島のパンフットなど送らせていただきますね。


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