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三島の"鰻"

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昨日、前々から気になっていた三島の鰻を食べに行って来ました。
本で読んだり、人の評判を聞くと、やたらと美味しいということだったので…。
丑の日ではありませんが、まぁ土用の期間だし、ね。

天気も悪いし、することもないので朝の10時半に、三島目指して走り出しました。
箱根越えの道は霧も出始めてましたが、空いてもいたので2時間足らずで三島に到着。
お目当ては、安政3年創業という「桜家」。
それにしても、三島という街は、あちこちに鰻屋が多いのが目につきます。
それは、水に秘密があるらしいのですが…。
三島市観光協会によると、三島の水は「化粧水」と呼ばれる硬水。
その水を使用して鰻を一週間活メ(いきじめ/真水にさらすこと)にして、余分な脂肪やドロを落として身をギュっと引き締めるそうです。すると鰻は、身の引き締まった、歯ごたえのある味へと変身していくのです。

桜家に着くと、雨にも関わらず店の外まで、人が溢れています。
近所の駐車場にクルマを入れて、店の外に置いてある紙に名前を書き入れて、待ちました。
隣にある神社の参道脇には、街中とは思えないほどの、きれいな小川が流れています。
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流れて来る、鰻の香りが堪りません。
ほどなく、名前を呼ばれて店に上がると、確かに良い雰囲気です。
2階に上がって、注文をしてからあたりを見回すと、お酒を飲みながら待っている人が多い。
日本酒(牧水という地酒らしい)は、片口で出すようですね。
クルマだから、グッと我慢して、鰻を待ちました。
誰かが書いていたけど、鰻が同じならお重よりも丼の方が、最後にかっ込みやすいということなので値段も変わらないし、丼の方を頼みました。

食べてみると、評判に違わずに、ホントに美味しい。
東京の鰻よりも皮をカリッと焼いてありました。しかも、中はフワーッとしていて…。
美味美味! 滅多に鰻を食べない奥さんが、しっかり食べてました。
ご飯もしっかり硬めに炊いてあります。最近は、ご飯がベチョベチョするくらい軟らかいことが多いのですが、やはりタレがかかる丼物のご飯は、少し硬めの方が良いと思うのですが。
すっかり、満足&満腹になりました。
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せっかくここまで来たのですから、三島大社を見に行くことに…。
参道から進んで行くと、池の中に北条政子が勧請した厳島神社がありました。源氏に縁が深い三島大社なのに、平家の守り神である厳島神社があるのは不思議な感じもしますが…。
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帰りは、東名経由で御殿場のアウトレットに寄ってから、乙女峠を超えて小田原に出るコースで帰って来たのですが、その頃には天気も一時的に回復し、素晴らしい富士の姿を見ることが出来ました。
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by dairoku126 | 2011-07-29 11:54 | 食べ物 | Comments(0)


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