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江利チエミ×カウント・ベイシー

先日、一関のジャズ喫茶・ベイシーについて書いた時に「ひょっとして?」と思って、YouTubeでカウント・ベイシーの映像を探していたら、思わぬ掘り出し物がありました。
元祖三人娘(美空ひばり、江利チエミ、雪村いずみ)のひとり、江利チエミとカウント・ベイシー・オーケストラの共演したものが2曲ほどYouTubeにありました。
江利チエミは、戦後の大スターとして歌や映画に大活躍した歌手・女優・タレント。
高倉健と結婚していたこともあります。(その頃は、彼女の方が格上)

Wikiによれば『「テネシーワルツ」の大ヒットは「日本語と英語のチャンポン」というスタイルを用いたこともあり、それまで都市部中心でのブームであった「ジャズ」(当時は洋楽を総称してこう呼んだ)を全国区にするにあたり、牽引役を果たした。
後のペギー葉山、そしてカントリーの小坂一也など、そしてロカビリーブームといった、日本における「カバー歌手」のメジャー化のさきがけを果たした。』と、あります。
彼女の歌の上手さは子供心にも覚えていますが、明るい飾らない性格でも人気があり、映画「サザエさん」シリーズ(全10作)も彼女を主役に迎えて大ヒットしました。

この映像は、昭和38年6月8日 新宿厚生年金大ホールにて来日したカウント・ベイシー楽団をバックに歌ったもののようですね。
「カリオカ」と「わが愛はここに(Our Love Is Here To Stay)」の2曲を歌っています。
「わが愛…」の方の映像の最初に入っていますが、司会は小島正雄さん。
さらに、カウント・ベイシー楽団と一緒に来日したジミー・ウィザースプーンが原信雄とシャープス&フラッツとも演ったようですね。映像の方は、なくて写真で構成されてますが最後に「サザエさん」の写真が入っているのは、ご愛敬。
彼女が本格的なジャズを歌っているのを聴いたのは、実は初めてですがエラの影響が強かったのですね。スキャットなどは、エラとクリソツです。それにしても、上手い!!!

    
by dairoku126 | 2011-06-02 17:34 | 音楽 | Comments(0)


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