3月に土門拳賞を受賞した
石川直樹君が、10年ぶりに彼自身2度目のエベレスト登頂に成功したそうです。前回の時は、世界の各大陸の最高峰をすべて登頂する最年少記録がかかっていたことを想い出しました。
前回はチベット側から、今回はネパール側からのルートとのことで、エベレストの頂上には国境線が引かれているということを
初めて知りました。
彼のエベレストへの挑戦日誌は、
こちら。
彼の日誌を読んでいただくと、彼の沈着冷静さというのがお分かり頂けると思いますが、1週間前に頂上近くまで行っていながら、登頂後の天候に不安があるからとアタックを諦めてベースキャンプまで撤退しています。
その前日に、同じエベレストで
尾崎隆さんが亡くなっています。
南極での準備を終え3月10日に日本に戻り、東京で大震災に遭い、3月13日には救援物資を持って
現地入りして1週間ほど救援活動を行ってから、3月26日にネパールに向けて旅立ったという逞しい行動力の持ち主でもあります。
まぁ、彼ならば大丈夫でしょうが、無事に下山してくれることを祈っています。