再開、2日目。今日は、昨日より人数も増えて3艇で出ました。
出艇前のミーティングで、副代表から話があり、彼の仕事関係の福島や茨城のサーファーから伝えられたという話がありました。今回の津波で経営するサーフショップや家が、根こそぎ持って行かれたというプロサーファーはそれでも『被害に遭わなかった地域では、普段通り海に出て欲しい。「海の文化」を絶やさないで欲しい』との伝言。
涙が出そうになるほど、心に突き刺さりました。
今日も、黙祷をしてから3艇に別れて稲村を目指しました。私は女性とシニアの混合チーム。
今日のステアは、Mr.Simpson。ステアをするのは、1年半ぶりくらいかな。
昨日に比べて、北からの風が強く、漕いでいても暑くなるどころか、寒い!
でも、副代表の話が効いたのか、クルーの気持ちが前向きになっていたのか、アゲンストの風に逆らって、良く走りました。帰りは、斜め後ろからのフォローということもあり、さらに気持ち良く走りました。気持ちが揃っていれば、非力なメンバーでも、結構走ることを痛感させられました。半端な気持ちなら、海にでるな! ということなのでしょう。
皮肉なことに、練習が終わる頃に風がパタッと止んで、温かくなってきました。もうっ。
風がうねりを消してしまったので、サーファーの姿こそ見られませんでしたが、ヨットも数艇出始めました。徐々に、通常の海の風景が戻りつつあります。
江の島の参道も、昨日に比べて人の出が増えて来ていたし…。
艇の片付けをした後は、西浦に流れ着いたゴミを船で収集に来ていたので、クラブのメンバーでゴミ出しの手伝い。バケツ・リレーのように並んで30分ほどかかりました。
これだけのゴミが漂着しているのかと驚くほど。
漕ぎ足りないメンバーはOC-1で再度、出艇。12艇ものOC-1が出て行きました。
やっぱり、海は良い!