Face Bookで見つけた
レアード・ハミルトンが今年のクリスマスの日に、ビッグ・ウェーブ(多分 Jaws)を楽しんでいる写真ですが、彼のボードは完全に空中に浮いた状態。
早い話が水中翼船と同じ原理で、水中の翼によってボードを空中に持ち上げ、ザワついた面の影響とボード自体の抵抗を少なくしてスピードを上げることを可能にしたボードです。
空中に飛び出したボードの下には、こんな翼(フォイル)が付いていたのですね。
それにしても、この程度のフォイルで100kg近い体重のレアードを持ち上げてしまうのですから、大したもんです。Big Waveにチャレンジするために、彼が開発してきたTow-in surfing(ジェットスキーで引っ張ってBig Waveにテイクオフする)ですが、他のサーファー達が凸凹の激しいJawsを始めとするBig Waveのフェースを克服するためにボードにベアリングなどを埋め込んで重くするのと逆行してフォイルに目をつけたあたりがレアードらしいですね。
彼の経歴もドラマチックですが、ウィンド・サーフィン、ストラップ・サーフボードを使ってのTow-in surfing、SUP(スタンドアップパドルボード)などで常にBig Waveへの新しい可能性を試してきたレアードだからこその発想と言えるのじゃないかな。