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ブレイク・エドワーズ

ブレイク・エドワーズ_e0171821_14325760.jpg「ティファニーで朝食を」「酒とバラの日々」そして、「ピンク・パンサー・シリーズ」で知られるブレイク・エドワーズ監督が12月15日に逝去されたとのこと。
奥さんのジュリー・アンドリュースとの結婚は、ハリウッドのベスト・カップルとして知られています。離婚や破局の多いハリウッドの世界では珍しく、死ぬまで一緒だったのですね。
僕自身は「ピンク・パンサー」のシリーズが大好きでしたが、Wikiで調べていたら、他にもありました。
「ペティコート作戦」や「グレート・レース」などトニー・カーティス主演のものが、彼のメガホンだったのですね。
特にあまり知られていない「ペティコート作戦」は、第二次大戦中の潜水艦を舞台とした快作戦争コメディ。
ストーリーは、フィリピン沖で日本軍の攻撃を受けた潜水艦シータイガー。補修に二週間の期限を与えられたシャーマン艦長(ケーリー・グラント)は、日本軍の真っただ中を横切ってダーウィン諸島へと向かいます。新しく乗り込んできた副官ホールデン(トニー・カーティス)は口八丁手八丁で物資を調達してくるスペシャリスト。
シャーマンは頭を抱えながらも艦に必要とあらばしかたがないとあきらめている。
しかし本当のトラブルは、シータイガーに5人の女性軍人が乗り込んできた事だった……。
軍隊喜劇にありがちなドタバタではないスマートな笑いが、ホントに子供心ながらオシャレに思えました。特に、修理に使うペンキが赤と白だけだったので混ぜて使うとピンクの潜水艦になるくだりと、友軍からも攻撃されるクライマックスの解決法など、もはや伝説的なギャグ。え、その解決法ですか?魚雷発射管から女性兵士の下着=ペティコートを発射すると、海上で拾い上げた友軍の兵士が「アメリカ製です。敵ではありません」と言ってチャンチャン!
音楽は、ヘンリー・マンシーニと組むことが多かったようですね。
「ティファニー」「酒バラ」「ピンク・パンサー」すべてヘンリー・マンシーニです。
こういう、オシャレで軽妙なコメディを作る監督が居なくなっていくのは、ホントに淋しい限りです。合掌!
by dairoku126 | 2010-12-19 14:59 | 文化 | Comments(0)


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