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池内淳子、トニー・カーティス

往年の美女・美男の訃報です。池内淳子、トニー・カーティス_e0171821_13395889.jpg
池内淳子さんは、僕がTVを見始めた時には、すでに大スター。
和服の似合う楚々とした美貌の持ち主でした。
最近では、美人は多いですが、彼女のように若い時から上品な美しさを持った人は少なくなりましたね。
Wikiの出演歴を見ていると、お馴染みのものばかり。
映画の全盛期に「お姫様役ばかりで面白くない」と見切りをつけ、新興のTVの世界に転身し「TVドラマの女王」の称号を賜っただけのことはあります。
「女と味噌汁」の手まり役などは、特に印象に残っています。
それと、言葉のきれいな人でしたね。
美しい「しゃべり言葉」が身についていて、TVなどのインタビューを聞いていても、気持ち良く言葉が届いて来た、という印象があります。

池内淳子、トニー・カーティス_e0171821_13403256.jpgトニー・カーティスといえば、僕等の世代には故・広川太一郎さんの吹き替えと相まって軽妙な味の俳優という印象が強いのですが、1950年代から甘いマスクで活躍したハリウッドのドル箱スター。マリリン・モンローと共演した「お熱いのがお好き」とか、ナタリー・ウッドと共演した「グレートレース」など軽妙な演技が売り物かと思えば、「ヴァイキング」「スパルタカス」などの西洋活劇や、「成功の甘き香り」「手錠のままの脱獄」とか「絞殺魔」などシリアスな役もちゃんと演じています。晩年は、画家としての評価も高かったそうですが、彼のオフィシャル・ページにギャラリーがありました。僕も初めて見ましたが、なかなかの腕です。
興味のある方は、覗いてみてください。
合掌!
by dairoku126 | 2010-10-01 13:53 | 文化 | Comments(0)


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