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帰って来て、思ったこと。

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この狭いビーチから100艇以上のカヌーが出ていったとは未だに信じられないのですが、それ以上にビックリしたのはゴミがまったく落ちていなかったこと。
集まったパドラーだけで、1000人以上。関係者を含めれば1500人以上がカヌーのリグをしたり、出し入れをしたのですが、誰一人ゴミを落とさなかったことが驚異です。
もちろん、我々もリグの道具とかレースに必要なものを持ち込んだり、ダックテープをカヌーに貼り付けるために切ったりしたのですが、出たゴミはすべて袋にいれて持ち帰りました。
突き出した岸壁の下は、大きなウミガメが気持ちよさそうに泳いでいましたが、海面上にもゴミはまったく浮いていませんでした。岸壁の横は駐車場になっていて、観光船に乗り込むために大きな観光バスも出入りします。その手前には露店が並び、料理も作って売っていました。それなのに、ゴミはまったく無しです。
レース後、ヒロの友達の家に行ったので、結局ハワイ島をほぼ一周。
370マイル余りをドライブしたのですが、道にも、路肩にもゴミが落ちていない。
また、道路に毒々しい色の看板などは一切ありません。
そのせいで目的の場所を行き過ぎたりという失敗もあるのですが…。ホテルの場所を探すのにも、スピードを落として一軒一軒の門に書かれた名前を確認しながらということも必要です。
でも、そんなことは別に苦になることじゃないし、景観を壊さないように決められた条例や法律に敬意を表したいくらい気持ちが良い旅ができたと思います。
日本も「観光立国」を目指すというのなら、それくらいのことをやらなきゃ。
昨日、今日とカヌーに乗るために江ノ島にチャリで行ったのですが、海岸はゴミだらけ。
歩道も食べ散らかしたコンビニの容器が散乱していて…。
同じ人間なのに、あっちに出来て、こっちに出来ないなんて情けない!
西浦だって、練習前にゴミを拾っていたら、ポリ袋がアッという間にいっぱいになりました。海にカヌーを漕ぎ出せば、プカプカとペットボトルが漂っているし、釣り人が立っている岸壁の周囲はコマセだらけで海が濁っています。
いつから日本人は自分のことだけしか考えない民族になってしまったのでしょうか?
でも、待てよ!宮崎に行った時にビーチクリーンを手伝ったら、落ちていたのは流木ばかりでケミカルなものは一つも無かったなぁ。…とすると、ここら辺だけのことなのかしら?
都会生活に慣れて、自然と切り離された生活をしていると、自然を汚すことに何の抵抗もなくなるのでしょうか?
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by dairoku126 | 2010-09-13 17:12 | 環境 | Comments(2)
Commented by みっきー at 2010-09-17 00:46 x
先週伊豆、大浜と多々戸の海岸に行きましたが海岸にはゴミが本当になくて、公衆のお手洗いもとてもきれいで非常に感心しました。が、帰り道、信号待ちのとなりの車の窓が開いたと思ったら、丸まったティッシュが道に投げ捨てられ、窓が閉まった。「えー!!今の何???」あまりにびっくりしてナンバープレート見忘れました。うーん、よくわかりません・・・。
Commented by dairoku126 at 2010-09-17 16:07
みっきーさま
伊豆の波は、いかがでしたか?
まぁ、吸い殻とかティッシュとか、ひどいやつだと缶コーヒーとか平気で捨てるのがいますよね。
そんな輩のアタマの構造がどうなっているかは、理解不能?


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