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来る年が…。

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明るい年になると良いですね。今年は、様々なことがありました。
3月いっぱいで会社を辞めたことが、まず最大の変化でしょう。
名刺も肩書きも無い生活というのは、自分の真価を問われる生活とも言えます。
まぁ、気楽に過ごそうと思えば、こんなに気楽な生活は無いのですが…。

でも、そんな生活の中で一番の変化はウェンディが居なくなってしまったことです。
2ヶ月半ほど、朝から晩までベッタリの日々を楽しんでくれたようですが、脳梗塞を患ってからの闘いは涙無しには語ることが出来ません。むしろ、こちらが励まされるほど、健気に病気と闘ってくれました。14年間、ホントにありがとう。僕が子供の頃から一緒に過ごして来た犬の中では、抜群に明るくて、楽しませてくれた家族でした。未だに、毎朝2階から下りてくるとウェンディの写真に「おはよう」と声をかけています。最近、奥さんの夢の中に良く登場するらしく、彼女いわく「温もりまで感じる」とのこと。ちょっと、羨ましいぞ!
彼女が言うには「やっと、天国に行ったんだ」と報せに来たんじゃないかと。
半年間も、あちこち寄り道していたのでしょうか? 
そこら辺もウェンディらしい、といえばウェンディらしいんですが…。

長期の旅行が出来たのは、ウェンディのことを心配しなくても済むようになったからなので、これは心から楽しめたのですが…。
日本には、知らなかった良いところが沢山ありました。これは、今年の収穫です。
出雲の神社には、心底参りました。本居宣長が看破したように「神とは、畏き(かしこき)もの」ということが良く分かりました。日本人と自然の関わり方とは、理屈で考えるよりも、カラダで感じるのですね。自然というのは、畏敬すべきものだと。
場所から感じるオーラみたいなものでしょうか?
清浄な「気」に触れてみると、良く分かります。

カヌーは、昨年の1.5倍は漕ぎました。波乗りも、倍までは行かなくても楽しみました。
海との関わりを、久し振りにエンジョイしたように思います。
明日の会社のことを心配せずにトコトン楽しめるのですから…。

これから、お節料理をお重に詰めます。想い出せば、僕の父も大晦日の夜に、出来上がった料理をお重に詰めるのが「一年の節目」と良く言っていました。だから、絶対に他人まかせにせずに、丁寧に母が作ったお節を詰めていました。DNAというのは、覚えているんですね。

スケジュール帳も、明日からは新しいものに…。皆様、良いお年をお迎えください。
by dairoku126 | 2009-12-31 17:45 | 季節 | Comments(0)


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