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たまには、クラシックも…

たまには、クラシックも…_e0171821_1524468.jpg昨日は、娘が所属しているオーケストラの定期演奏会が川崎ミューザであり、夫婦揃って出かけてきました。
演目は、ヒンデミット/交響曲変ホ調とラフマニノフ/交響曲第2番ホ短調 作品27の2曲。
ヒンデミットは、初めて聴くものでしたが、なかなかの出来映え。
まぁ、このオーケストラはアマチュアとしては管楽器のレベルがかなり高いので、難曲と言われる曲でも安心して聴いていられます。
ヴァイオリンやチェロなど弦楽器は日本人はアマチュアといえども、平均してレベルが高いのですが、管楽器になるとレベルが大幅に振れてくるのです。
その分、曲目を選ぶ時に管楽器が楽しめる(やり甲斐のある?)曲を選ぶようなので、あまりポピュラーな曲はやりませんが…。
仕事の合間に練習して、このレベルを保ち続けていることに感心しました。
今回は、2回も山中湖で合宿をしたそうですけど、その成果は十分に感じ取られました。
ラフマニノフの方は、どの曲を聴いてもラフマニノフ!という感じなのですが、どういう訳か向田邦子原作のドラマが始まるような気持ちになります。
どこで、そういう感じを擦り込まれたのでしょうね?
加藤治子が登場してきそうな気分になりました。
安心して聴いていられるという余裕なのか、昨日の席がオーケストラ全体をやや俯瞰気味に見られる席だったからなのか、団員それぞれの演奏の仕方に注目していました。
特に目立ったのは、クラリネットの二人。まぁ、曲の構成上目立った部分もありますが、とにかく二人とも気持ちよさそうにカラダが動いている。それもユニゾンで吹いている時は同調したように動くし、二人が絡み合うようなパートになると動きがそれぞれの譜面によりズレてくるので、時間差で動く仕組みになっている機械仕掛けのお人形のようで面白かった。
まぁ、聴き応えのある演奏で楽しめたのですが、ミューザ・ホールを出たところでストリートミュージシャンが下手な歌を歌っているのを聞かされて、ちょっと興醒め。
音楽の余韻を引きずっている時に半端な音楽を聴かされるのもツライやね。
それにしても、川崎には久し振りに行きましたが、もの凄い変わりよう。ビックリしました。
昔の駅前から工場があるような工業地帯とは、すっかり様変わりしていました。
by dairoku126 | 2009-12-21 15:07 | 音楽 | Comments(0)


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