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松江〜香住〜京都

昨日は神様、今日は仏様…という訳ではないのですが、松江をスタートして香住の通玄寺を目指しました。ここは、僕の曾祖母のお墓があるお寺です。
途中、鳥取の海岸線を走ると昨日のオンショアで波が出たようで、あちこちのポイントでサーファーの姿が目立ちました。サイズは、腰といったところ。メロウなブレークばかりです。
日本海側の波乗りは、オンショアや冬の季節風が吹いた翌日の早朝が狙い目。
風がおさまると良い波が立ちます。ただし、長続きしないので早朝が狙い目なのです。
僕も、福岡に居た頃には早朝に出動したもんです。
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鳥取を抜けて、兵庫県に入ると京都府の近くに香住海岸という静かな町があり、僕の曾祖母は京都に居ましたが祖母を生んだ後に離婚して、ここ香住の通玄寺の住職と結婚したそうです。
そこら辺の事情はよく分かりませんが、僕の父は子供の頃夏休みに入ると、すぐ下の弟と遠路はるばる東京から香住まで汽車に揺られて遊びに来た、という話を何度も懐かしそうな表情で語っていました。
僕は、祖母の顔も知りませんので、ましてや曾祖母のことなど今まで気にもしてませんでしたが、良い機会なので墓参りをしようと思い立ったわけです。まぁ、父親孝行も出来るかと…。
今の住職さんに伺ったら、ちゃんとお墓はあるとのこと。
寺の裏側に歴代の住職の墓があり、そこに案内をしてくれました。

無事に墓参りも済んだので、香住に来たもう一つの理由、大乗寺を訪ねました。
松江〜香住〜京都_e0171821_1794492.jpgここは丸山応挙とその一門が総掛かりで寺のふすま絵を描いたところです。今年の4月から応挙の作品は痛みが進まないように最新デジタル技術で再現したものに入れ替え、ホンモノは収蔵館で最高の管理体制に置かれているとのこと。実際に見てみると、模写を見せられるよりも本人が描いた線の強さはそのままですし、色彩もくすんで見にくい状態よりも細かいところが良く見えて、ある意味ではマシかな?
子供や弟子達が描いたものは、ホンモノがそのままですが、近い将来にはこちらもデジタル復元したものに変えて行くとのこと。興味のある方は、リンクを貼った大乗寺のホームページを見てください。

香住での目的が順調に済んだので、一路京都へ。
今回の走行距離は、2,400Kmを超えました。
三条木屋町の「M」の予約も無事に取れたので、今回2度目の京都を楽しもうっと!
by dairoku126 | 2009-10-19 17:27 | | Comments(0)


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